2010/06/30

論文投稿

午前中はPF、午後は加速器の会議。その合間にSoft Matterへの論文投稿を済ませた。今回の論文は1st authorはS包くんなのだが、原稿は最初から(途中で助けてもらったが)最後まで僕が書いた。いろいろと忙しい中の合間を縫って、しかも締め切りに追われてのもので十分に検討した上での論文原稿ではなかったのだが、それでも論文書きの仕事自体は充実していて楽しめた。

2010/06/29

東海キャンパス実験室整備WG

午前中つくばでちょっと仕事をして、昼前に東海に向けて出発。午後はまず、ソフトマターグループのミーティングを開いて、主に夏休み中のそれぞれの予定について打ち合わせした。その後、東海キャンパスの実験室整備WG。ここは建物と部屋は沢山あるものの、どれもNTTが10年ほど前に使い終わった後放置されていたためそのままでは使えない。KEKはお金が無いため今のところ何ともならないが、将来何らかのお金ができたときに備えて検討だけしておく、ということなのだそうな。

2010/06/28

論文完成&AOCNS

午前中は"Soft Matter"に投稿する論文を仕上げた。もともと6月上旬には書き上げて共著者に送るつもりだったのだが、なかなか時間がとれずに締め切りぎりぎりになってしまった。まだまだ問題はあるだろうが、取りあえず投稿してレフェリーコメントが来てから考えよう。

午後は中性子科学会の会議で新橋へ。アジア・オセアニア地区の中性子散乱の国際会議"1st AOCNS"の開催に向けての議論をした。

2010/06/25

PF-PACと中性子PAC

午前中はPF-PACの全体会議だったのだが、中性子PACの準備を優先して最後の30分だけ出席した。午後はその中性子PAC。今回は課題審査はないのですぐに済むかと思えばさにあらず。S型課題の継続申請とKENS-REPORTの関係等について紛糾して、3時間半もかかってしまった。

2010/06/24

PF-PAC

午前中は雑用いろいろ。午後はPF-PACの分科会があった。今回のPF-PACはPohang Light Sourceとの協定に基づいて韓国からの課題申請が沢山あったのだが、その取り扱いをどうするかが良く分からなかったこともあっていつもよりも時間がかかった。

2010/06/23

物構研の会議

午前中は物構研責任者会議。午後は構造物性センターの会議に出席した。

2010/06/22

日米協力中性子散乱委員会

昨日、今日は「日米協力中性子散乱委員会」のため東京に行ってきた。場所は新橋のJAEA東京事務所だったためつくばから通えないことも無かったのだが、夜はアメリカから来た委員のお相手をしなければならないので日曜から2泊、新橋駅近くに泊まった。

2010/06/19

放射光学会プログラム委員会

今日は放射光学会のプログラム委員会のため、東大まで行ってきた。これまで放射光はユーザとして長く利用してきたが、学会の年会に出たのは1度だけで運営に関わるのは初めて。このプログラム委員会も知っている人は何人かいたが、ほとんどは初めて会う人だった。会議は早めに終わったので東大キャンパスの中をぶらぶらしていたら、御殿下グラウンドでアメフトの試合(東大×成蹊大)をやっていたのでしばらく見ていた。

2010/06/16

中性子GL会議

午前中は中性子のグループリーダー会議。なるべく早く進めようと心掛けたのだが、それでもいろいろと話し合うことがあって12時半頃までかかった。午後は放射線取扱者の特別定期健康診断を受け、物構研シンポの打ち合わせに顔を出して忌引を取って帰る。

2010/06/15

SANS-UとMLFコア会議

朝、ちょっとだけつくばで仕事をしてから東海へ。自分の部屋でいろいろ仕事をして昼食を食べてから3号炉へ行く。今日からS包くんが実験なのでちょっとだけ顔を出して、J-PARC/MLFのコア会議に行った。

2010/06/14

会議と会議準備

午前中は放射光の会議に出席する。将来に関係する会議にアドバイスする立場で関わっているのだが、中性子のこの手の会議に比べて非常にしっかりとやっているな、と言う印象を受けた。

午後は論文書きのための下調べをしつつ、明後日のグループリーダー会議の準備をした。

2010/06/12

吉川研合宿

昨日から恒例の吉川研の合宿。昨年もその前も用事があって出れなくて、久々の出席だった。昨日は「中性子とソフトマター」と言うタイトルで講演し、今日は聞き役に徹した。また終わった後にS野くん、K畑さんと論文についての議論をした。

2010/06/10

東海→つくば

昨日は東海に泊まったので、今日は朝から東海1号館で仕事をする。そして10時からディビジョン長会議に出席し、1時半からMLFの利用促進の会議を主催した。そしてつくばに戻ってJAEAとの合同セミナーに出席した。

2010/06/09

実験終了

朝、ちょっとだけつくばキャンパスに寄ってから東海へ。反射率計での実験がどうなったか心配だったのだが、Y田くんらが何とか頑張って液面の測定を行っていた。今回はBL16としては初めてのチャレンジでいろいろ大変だったようだが、少なくとも問題点ははっきりしたので次につながると言えるだろう。

午後は「サマーチャレンジ」のテキストとなる文章を書いた。また夕方はCMRCの会議にSkypeで参加した。

2010/06/08

厳しすぎるルール

午前中は中性子ミュオンの教授会。主に、中性子の今年度の計画と現状について説明した。

午後はBL16に行って実験の進み具合を見たのだが、液体界面の測定はなかなか難しい。特にJ-PARCの「試料として用いる重水は実験室では常に密封しておかなければならない」と言うルールがあるため、工夫の余地が少ないのが問題だ。このルールは本来は重水に中性子を照射したときに生成するトリチウムを環境に放出しないためのものなのだが、ならば照射前は空気に晒しても問題はないはず。J-PARCには原子炉にもないような厳しい安全ルールが色々あって実験者はみんな閉口しているのだが、このルールも早急に何とかして欲しいものだ。

2010/06/07

ビームタイム×2

朝、早起きしてPFへ。BL-4Aで「元京大グループ」が実験しているので見に行ったのだが、ちょうどH田君の実験が終わるところだった。午前中は物構研責任者会議。終わった後に東海に移動してJ-PARCへ行く。BL-16での初めてのビームタイムで、最初だけ立ち会って後はS包君らに任せてつくばにとんぼ返り。PFでT仲さんらと論文の議論をした。

2010/06/04

論文書きなど

今日も休日勤務の振替休日だったので、つくばで一日を過ごす。いろいろ雑用を済ませた後で、共著者が書いた論文についてのコメントを送る。続いて夕方まで臨界現象に関する論文の原稿書きを進めた。

2010/06/03

昼食会

午前中はJ-PARCのディビジョン長会議。その後、KEK東海キャンパスの主要な人たちによる「昼食会」に初めて出席した。話し合った内容はさほど重要なものでは無かったのだが、加速器や素核研の人たちと交流するのは色々な意味で重要だ。

午後はソフトマターグループのミーティングをして、それ以外の時間は論文書きを進めた。

2010/06/02

出張手配と論文書き

今日もつくばの一日。午前中はスペイン出張のための手配をしたり、別の国際会議の参加申し込みなどをまとめて済ませた。その中で9月の高分子討論会での発表のお誘いが来ていたことを思い出して調べてみたら、何と申し込み期限が昨日の午後3時までだった。「9月の北海道」と言うことで楽しみにしていたのだが、残念!

午後は主に論文書き。S包君が解析した臨界現象のデータを論文用に整理して、原稿に挿入して文章を書く、と言う作業で大体半分ぐらいまでは行けたのではないだろうか。これからI口さんのデータを入れて、できれば今週中に一応の形にまで仕上げてしまいたいところだ。

ところで、昨日トラブルで進めることのできなかった出張申請のシステムだが、バグフィックスされてできるようになった、との連絡があった。何でも旅費を支出する費目の名前が長すぎてエラーが出た、ということだったらしいのだが、そんなことで止まるようなプログラムを作るとは、とてもプロがやっているとは思えない。

2010/06/01

出張申請のシステム

今日は休日出勤の振替日に指定されているので、東海に行っても通勤手当が出ない。と言うことで一日つくばキャンパスにいて、色々とデスクワークをした。まずは明後日が締め切りの論文のレフェリーをしたのだが、あまりにも低レベルの論文で「ひょっとしてこの雑誌はこんな論文でも載ることがあるのだろうか?」と疑問に思ったほど。良い論文のレフェリーをすると勉強になって得した気分になることもあるのだが、このレフェリーは拷問みたいなものだった。続いて、所長からKEK Annual Report 2009の物構研のまとめ部分の原稿の一部を早く送れ、と言う指示が来ていたので、K山さんと協力して仕上げた。そしてその勢いで施設ごとの報告書の担当分も作成して、まとめ役のY尾さんに送った。

ところで昨日から出張申請のシステムが動き出して、原則として教員本人が(事務の手を煩わせることなく)出張の手続きを進めることになっている。相変わらず秘書さんに任せる、と言う人もいるのだが、僕は「まずは主幹が率先垂範しよう」と思って来週の出張申請書を作成してみた。ところが、途中まで進んだところでエラーが出て登録できない。事務の人に聞いたところ「何度かやっているとうまくいくこともある」と言われたのでしつこく繰り返してやってみたのだが、結局うまくいかず諦めることになった。トラブルで入力できないのは僕だけの問題ではないらしく、特に事務の人たちはみんな頭を抱えていた。

因みにこの出張申請システムは本来今年度の初めから稼働するはずだったのが、2ヶ月延びて昨日からスタートしたのだ。その間に万全を期して準備をしていたのか、と思えばさにあらずで、おそらく納期に間に合わず延期を重ねて何とかスタートできた、と言うことなのに違いない。どこの業者が請け負っているのか知らないが、本当に困ったもんである。