2010/07/30

つくば×1+東海×3

午前中はつくばで物構研責任者会議。終了後に東海に移動して、中性子利用セクション会議にちょっとだけ顔を出す。その後MLF戦略会議があり、最後にソフトマターグループのミーティングを行った。

2010/07/29

中性子科学会評議員会

昨日に続いてTXを使っての出張で、今日は上野のJAEA計算センターで開かれた中性子科学会評議員会に出席した。

2010/07/28

中性子科学研究施設運営委員会

今日の午後は、物性研中性子科学研究施設の運営委員会のために柏に出張した。

2010/07/27

NML教授会と東海キャンパス実験室整備WG

午前中は中性子ミュオン(NML)の教授会。午後は東海キャンパス実験室整備WG。合間にいろいろなメールを読んだり書いたりして1日が終わった。

2010/07/23

中性子課題審査部会

J-PARC/MLFの中性子の課題審査部会のため、午前中からKEKの東京事務所に行った。最初に準備でバタバタし、どの課題を採択するかでまたバタバタしたのだが、委員の協力のおかげで何とか長引かずに終わることができた。J-PARC/MLFの課題審査はまだ数回しか行っていないため試行錯誤の部分が多く、全体のプロセスがまだ確立していない。その上今回は僕自身が初めて関わったため、良く分からないところで進めた事が混乱の原因になっていたように思う。次回は半年後だが、もっとスムーズに進めたいものだ。

2010/07/22

ディビジョン長会議と物構研運営会議

午前中は東海へ行き、J-PARCのディビジョン長会議に出席。終了後つくばにとんぼ返りして、物構研運営会議に出た。またその後所長室で今後のことについて打ち合わせをした。

2010/07/21

会議×3

今日も会議が3つ。午前中は「共用法検討ワーキンググループ会議」と言うもので、共用促進法が動き出したときにどのような体制で進めるか、を議論した。午後はまずは「加速器共通基盤施設」の運営会議。その後構造物性センターのグループリーダー会議があった。

2010/07/20

J-PARC調整会議

午前中は物構研責任者会議、午後はJ-PARC調整会議があった。

KEKとJAEAの共同プロジェクトであるJ-PARCでは、定期的に両者の調整のための会議を行っている。そのための最も公的なものがそれぞれのトップが出る「J-PARC運営会議」なのだが、今日はKEK側におけるそのための準備会議、と言う位置づけだった。中性子からも何か話せ、と言うことだったが何を言うべきか分からなかったので、先週東海キャンパス長のKさんに相談したところ「建前はいいから本音を話せ」と言うことだった。なので今日は私見を交えて(と言うかほとんどが私見で)かなりアグレッシブなことを話したのだが、この内容はそれなりに上層部に響いたように思える。僕が思うに問題点そのものよりも解決策が見えないことが問題だと思うのだが、それ以前にまずは機構長に情報を伝えることが重要なのだろう。そう言う意味で、今回の機会は貴重なものだったといえるだろう。

2010/07/16

MLF全体報告会

今日はJ-PARC/MLFの全体報告会があった。MLF各セクションの現状報告も良かったのだが、それ以上に面白かったのが加速器からの報告。特にJ-PARCの第2ターゲットステーションに関するラフな見積もりは、初めて聞いたことだったこともあって新鮮だった。

2010/07/15

人事委員会

今日は技術職員の人事委員会があってほぼ一日拘束された。

2010/07/14

会議×3

午前中は月一の中性子GL会議を主催した。KENS-REPORTの議論やSACの議論などややこしい話題もあったのだが、意外にも11時半には終わった。

その後、東海に移動してMLFの利用推進チーム会議を主催。続いて「MLF戦略会議」に出席した。

2010/07/09

ISMC2010最終日

ISMC2010もいよいよ昨日が最終日。噂によると800人ぐらいの参加者がいたらしいのだが、帰ってしまったのか観光に行ったのか最後はたぶん200人ぐらいしかいなかったのではないだろうか。今回も何人もの人と旧交を暖めたり新しく知りあったりして議論や交流を楽しんだのだが、別れの時と言うのはいつでも物寂しい。因みに次回は3年後にローマで行われる、とのこと。またinviteしてもらえるよう、研究を頑張ろう。

ところで会議自体は4時半頃終了したのだが、Conference Banquetはその後に行われた。バスに乗って郊外のレストランに移動し、庭で喉を湿らせてから着席してコース料理を食べ、フラメンコを見る、と言う豪華なものだったのだが、集合時間が夜の9時。料理を食べ始めたのは11時ぐらいで、フラメンコを踊り出した時は12時ぐらいになっていた。12時半ごろからぼちぼち帰りのバスが出発し始めたので早々に帰ってきたのだが、ホテルに戻ったのは1時過ぎ。眠気と満腹感でへろへろだった。

2010/07/08

ISMC2010第3日

昨日はISMCの3日目。今日はscientific programよりも夕方予定されているreceptionがどうなるか、が参加者の話題の中心だった。もともとreceptionは9時からどこか別の場所で行われる予定になっていたのだが、ちょうどその30分前からW杯の準決勝がある。スペイン対ドイツなので、組織委員たち自身が試合を観たいはず。なのできっとreception中に試合の中継を見せるのではないかと思っていたら、案の定昼過ぎになって「8時半開始、放映あり」とのアナウンスがあった。

会場に行ってみると、確かに30インチぐらいの液晶テレビが置いてあって試合が放映されている。小さくて全員が見れるとはとても言えない状態なのだが、前の方に行って地面に座って見ればじっくりと観戦でした。試合の結果はスペインの勝利だったので、スペイン人は大喜びだったのだが、ただ敗れた方のドイツ人たちがしょんぼりしているのがむしろ印象的だった。

2010/07/07

ISMC2010第2日

ISMC2日目の昨日は、SafranがPlenaryで話した。内容はlipid raftのようなナノドメインがどのようにできるか、と言うテーマで、2本の炭化水素鎖のうち一方が飽和、もう一方が不飽和のリン脂質があればline tensionを下げてドメインサイズが有限でとどまるであろう、と言う話だった。アイディアは分かるし理論的にも分かりやすいのだが、ただ問題は本当にそのような現象が実験的に見れるのか、と言うこと。実験に言及したスライドも1枚だけ用意してあったようなのだが、時間が無くてちらっとしか見れなかったのが残念。

2010/07/06

ISMC2010

昨日からISMC2010(International Soft Matter Conference 2010)が始まった。2007年にAachenで第1回目が行われたのに続いて今回が2回目で、場所はスペインのGranadaである。前回と同様に今回も参加者が非常に多く、ヨーロッパにおけるこの分野の厚みを感じさせる。

私は今回はinvited speakerとしての参加で、早速昨日の午後に講演の機会があった。話したのはS包くんの研究内容で、Glatterほか何人かの聴衆から「面白かった」と言ってもらえた。ただ、全体のスケジュールがタイトだった上に僕の発表も時間ぎりぎりで、最後の議論の部分で焦ってしまって間違った受け答えをしてしまったのが残念。別に全体の進行の事は気にせずに、用意したプレゼンテーションファイルを見せて正しい答えをすれば良かった。また、今回は自分のコンピューターを繋ぐことができず予め用意したファイルを渡してプレゼンをしたのだが、心配していた通りいくつか文字化けがあった。2バイト文字が入っていると文字化けすることは予想されたのでギリシア文字をSymbolに直しておいたのだが、それでも駄目だったのはMacとWindowsのキャラクターの扱い方の違いなのだろうか。念のため、ファイルをWindowsマシンで開いてみてチェックしておくべきだった。

2010/07/01

実験装置部会

午前中はKEKへ行って、海外出張前の最後の準備をした。午後はJAEA東京事務所で行われたJ-PARCの中性子実験装置部会に行って出席する。今回は2つの装置提案があったのだが、そのうち1つはいろいろ問題があって議論が白熱した。