2011/06/03

ISISとDLS

今日は今回の出張の主な目的であるRAL(Rutherford Appleton Laboratory)の訪問の日だ。物構研の所長、副所長と中性子科学会元会長のE先生に僕とO友さんが連れられてきた、と言う構図である。これまで長年我々の施設とISISとは「日英協力」と言う枠組みの中でつきあってきたのだが、日本側がJ-PARCの立ち上がりと同時に資金的な根拠も無くなったため、自然消滅のような形になりかかっていたのである。今回の訪問はこれまでの「日英」に対する正式なお礼と共に、今後の新しい協力関係をどう構築して行くか、と言うことを相談するのが目的だった。全体の雰囲気としては非常にfriendlyで、どちらも協力関係を維持するのはwelcomeだ、と言う感じ。特にRAL側も中性子、放射光、ミュオン(+レーザー)をプローブとして持つ施設なので、物構研との親和性は非常に良いということになる。今回の話し合いでは具体的な内容に踏み込むことはできなかったが、お互いの基本的な考え方を確認しpersonalに知りあいとなる、と言う点で有意義だった。

午後はDLS (Diamond Light Source)を見学。以前SPring-8にいたI上さんに久々に会えて嬉しかった。

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