2012/12/31

今年の五大ニュース

いつも以上に、ビッグイベントの多い年だった。その中から重要なものを以下に5つ挙げる。

1) 物理学会論文賞を受賞した。物理学会は賞の少ない学会で、年齢制限のない賞はこれだけである。

2) 3月末でようやく主幹を下りて「ヒラ教授」に戻ることができたのだが、来年早々から副所長をせざるをえなくなった。

3) 初めて単著で単行本を出した。(米田出版の「ソフトマター」)

4) 初めて南米の地を踏んだ。その他にも海外出張が多く、8回に及んだ。

5) 「波紋」に書いた記事に対して中性子科学会から「 President Choice」をもらった。

他にも個人的なニュースは多々あって、一番大きかったのは「サンフレッチェ広島J1初制覇」。Jリーグ開幕から20年間ずっとサポートし続けて、ようやく報われたと言う感じだった。またこれのおかげもあって「クラブワールドカップ決勝戦」を見に行ったのも楽しかった。それから趣味のマラソンも今年はフル4レース、ハーフ3レースを走り「つくばマラソン」では自己ベストを更新できた。全体的に仕事もプライベートも充実した1年だった。

2012/12/28

12月のまとめ

12/1(土)「ワールドフットサル」に参加

12/3(月)午前中は東海で企業の研究者とのミーティング。午後は休暇

12/4(火)つくばで仕事をして、夕方成田空港近くのホテルへ移動

12/5(水)〜12/11(火)アメリカ出張
 中性子小角散乱実験のためアメリカ・オークリッジ国立研究所へ出張した。行きの飛行機は「プレミアム・エコノミー」にアップグレードできたためそれなりに楽だったのだが、夕食後に寝ていたら寒くてたまらなくなる。これはやばい、と思ってCAさんに毛布を持ってきてもらったりしたのだが、やはり風邪を引いたようで熱が38℃以上ある。このままだと検疫に通報されて厄介なことになると言うことで、バファリンを飲み身体を冷やして何とか乗り切った。だがアメリカに到着後はさすがに身体が動かず、ビームタイムの前半はS野くんやN尾くんに任せきりになってしまった。ただ実験そのものは思っていたよりも順調。良いデータが取れた、と思う。因みにこの間に行われた中性子科学会年会には出席できなかったのだが、そこで「波紋」に書いた記事に対してPresident Choiceをもらった。

12/12(水)中性子GL会議など(つくば)

12/13(木)ディビジョン長会議、ソフトマターG会議、CROSS連携協力会議(東海)

12/14(金)責任者会議(つくば)、申請書書きとレフェリー

12/17(月)中性子教授会、NML教授会(東海)

12/18(火)MLFの会議、MLFスクールレセプション(東海)

12/19(水)PFビームタイム、中性子PAC(つくば)

12/20(木)BL06遮蔽体現場確認、「日韓」実行委員会、MLFスクール懇親会(東海)

12/21(金)ディビジョン長会議(東海)、サマーチャレンジ秋実習反省会(つくば)

12/25(火)MLFコア会議、「日台」打ち合わせ、AONSAスクール準備委員会(東海)

12/26(水)〜12/27(木)JAEAプロジェクト課題諮問委員会(東海)
 2日間にわたって、JAEAプロジェクト課題諮問委員会があった。僕は申請者の立場と委員の立場と両方に関わっているのだが、どちらの点でもどういうスタンスでやるべきかなかなか難しい委員会だった。この会議の合間にも、ディビジョン長会議などいくつかのお仕事があった。

12/28(金)午後からJAEA東京事務所で「マスタープラン対応」の打ち合わせがあった。これで、今年の御用納め。

2012/11/30

午前中東海 午後つくば

午前中は東海でMLFの体制に関する会議とMLF会議。午後はつくばで来年夏に予定されている国際会議の実行委員会。

2012/11/29

東海→つくば

午前中はディビジョン長会議出席。午後はつくばで構造物性センターのリーダー会議に出席。

2012/11/28

B勤シフト

今日も午前中から東海。まずは大観の様子を見に行ったのだが、データ解析していなかったのでKの顔を見ただけで終わった。

午後は東海キャンパス全体会議。その後B勤シフトが入っているので本来であれば17時半からdutyが始まるのだが、昼間は加速器スタディのためMLFには21時までビームが出てこない。従ってそれまで自分のオフィスで仕事をしつつ待った。

2012/11/27

大観

今日からインド人ポスドクのKがBL-15大観で実験すると言うことで、昼ぐらいに東海に行って様子を見てきた。Kの他にも共同研究者や中国人PD、装置担当者らがキャビンの中にいて大賑わい。おかげで座るところも見つからず、隣の反射率計に行ってY田くんといくつか打ち合わせをした。

2012/11/26

中性子ミュオン教授会

今日は午後から東海で中性子ミュオンの教授会があった。会議自体は1時間半ほどで終わったのだが、その後の「若手発表会」が意外に時間がかかり、またその後に中性子だけで打ち合わせをやったおかげで終わったのは9時近かった。

2012/11/24

サマチャレ秋実習2日目

秋実習2日目の今日は、群馬大のT橋さんが主導してリン脂質の実験を行った。実験自体は順調で午前中だけで終わったのだが、解析でソフトが思うように動かない、などのトラブルがあって予定を大幅に超過して5時ごろまでかかった。ただ参加した学生は楽しんでいたようで、こちらも主催した甲斐があった。

2012/11/23

サマーチャレンジ秋実習

今日から「サマーチャレンジ」の秋実習を行った。8月のサマチャレ本番の時には加速器が動いていなかったので、秋に改めて学生を集めてビーム実験を行う、と言う企画である。僕が担当していたM04班は学生5名のうち4名が参加。また講師はPFのS水さんと中性子のY田くんが来れなかった他は全員が再集合した。今日は広大のU野さんが中心になって、チョコレートの材料であるココアバターの多形転移の実験を行った。

ところでシドニーでなくしたと思っていた財布が見つかった、との連絡があった。なぜ昨日は見つからなかったのかは分からないのだが、それにしても嬉しい知らせである。今回は珍しくツアー利用で海外出張したのだが、だからこそJTBに忘れ物探しの仲介をしてもらえたわけで、そう言う意味では運が良かった。(因みに忘れ物の受け取りはSAS2012に最後まで参加していたS包くんに頼めたので、その点でも運が良かったと言える。)

2012/11/22

忘れ物

飛行機の中で薄々気がついていたのだが、成田に着いてからシドニーのホテルに忘れ物をしてきたことが分かった。急いでホテルにメールを出し、また電話もしてみたのだが出てくれない。そこでJTBのシドニー支店に電話してみたところ現地の係員が早速ホテルにコンタクトしてくれて、忘れ物のうちブルゾンは見つかった、との連絡があった。しかし日本円とキャッシュカードを入れていた財布はなかったと言うことだったので、凹みながら銀行に電話して紛失届を出した。

2012/11/21

SAS2012 2日目と3日目

昨日は主に発表を聞いていたのだが、その合間にYuriに会って来月ORNLで行う予定の実験についての打ち合わせをした。また今日の午前中はTime Resolvedセッションの座長。一般講演は時間が短いため時間をキープするのに気を使った。

午後はフリーの時間で、多くの人はANSTOへのツアーへ。僕は名工大のO本さんと住友ゴムのK本さんと一緒にシドニータワーとマリタイム・ミュージアムに行った。そして夜、再びJTBのツアーバスに乗ってシドニー空港へ。SAS2012はあと2日間続くのだが、サマチャレのためスキップして帰国である。

2012/11/19

SAS2012 1日目

International Small-Angle Scattering Conference (SAS2012)出席のためシドニーに来た。飛行機は羽田発のカンタス航空便で、同時刻発のJAL便より早く朝の7時過ぎに到着した。10時半から発表なので良かったと思ったのだが、今回はJTBのツアーで来たためツアコンに連れられてホテルまで行かなければならない。しかも1台のマイクロバスに全員が乗せられて行くため、他の客も含めて全員が揃うまでは動けない。そんなわけで空港で1時間以上待たされ、しかも空港からシドニー市内までの道路が渋滞で時間がかかり、ホテルに着いたのはもうすぐ10時、と言う時刻だった。

幸いホテルは会場のすぐそばだったので講演開始時刻まで30分近く余裕があったのだが、この会場のルールだとかでプレゼンファイルは備え付けのパソコンにコピーしなければならない。僕はMac、あちらはWindowsと言うことでトラブルが予想されたのだが案の定、ムービーファイルを認識しない。係の人がいろいろ試したもののうまくいかず、結局自分のMacをつないでプレゼンすることになった。(そのおかげで、午後のセッションからは「Macの人は5時間前までにファイルを提出するように」とのアナウンスがあった。)

直前にバタバタしたおかげで心の準備ができなかったからか、発表では英語がうまく出てこない、と言う感じ。 我ながら下手だな、と思いつつ話していたのだが、観客の反応は良かったような気がする。

午後は真面目に他の人の発表を聞いて、夜は何人かの友人とともにバーをハシゴした。

2012/11/16

NSE研究会

今日の午前中は東海で新しい体制についての打ち合わせ。午後はつくばでJ-PARCに新しく作りつつあるNSE装置についての研究会があった。

ところで今週は5日中4日東海キャンパスに出勤したのだが、全て業務連絡バスなどお金のかからない手段で移動した。これは「シフト休日」を確保するため。裁量労働制を取っている場合、1月あたり8〜9日を休まなければならないルールなのである。僕は基本的に週末はしっかり休んでいるつもりなのだが、シフトや出張が入ればその分はどこかで取らなければならない。が、平日はなんだかんだと仕事があるので本当に休むわけにはいかない。(本当に休んだ時に困るのは自分自身だから。)ところが休んでないと労務管理上(事務 and/or 管理職の人が)困るので、形式的に「代休日」を作らなければならないのである。休日につくばのオフィスに出るのは勝手なのだが、東海に行くなら通勤に関わる高速道路料金がかかる。従って「つくばに出勤してかつ公的な会議が開かれない」日を探して代休日に指定しないといけなくなるのである。困ったことに僕の場合、先月はその代休日を探すこと自体が難しく「休みが足りない」状態で今月に持ち越しになっている。と言うことで行き帰りにつくば←→東海の業務連絡バスを使って東海に出勤した場合は休日と見なす、と言うことにしている。と言うことで今週は月〜土の6日間ずっと休んでいることになった。

2012/11/15

東海の一日

午前中はディビジョン長会議。午後は利用促進合同会議があり、その後「元素戦略」や「COI」などに関する打ち合わせが続いた。

2012/11/14

インドB L

今日の午前中は中性子GL会議。午後はいろいろとデスクワークをした後でPFのインドBLへ。ユーザーとして来ていたMさんといろいろと話をした。

2012/11/13

MLFコア会議など

今日は東海でMLFコア会議と組織改革に関する打ち合わせがあった。

2012/11/12

グループミーティング

午前中は久々にソフトマターグループのミーティングを行う。助教とPD合わせて3人の現状報告を聞いたのだが、その中でインド人PDの報告の内容の無さにはがっかりさせられた。

午後はまずJAEAのT永さんが呼んだゲストのセミナー。その後BL23の研究会に顔を出した。

2012/11/11

C勤シフト

今日はC勤シフトだったので、昨日の夜に東海入りして1時半から9時半まで起きて仕事をしていた。

2012/11/09

ICABU

今日はICABU(International Conference on Accelerator and Beam Utilization)での講演。もともとはA井ディビジョン長が招待されていたのだが、来れないということで代理での発表である。内容はA井さんからもらったものとF川さんからもらった中性子源のスライドをミックスしたもので自分の仕事とは関係の薄いものだったのだが、まずまず良い発表ができた様子で反応も良かった。

発表終了後すぐにタクシーに乗って空港へ。途中で渋滞したため時間的に心配だったのだが問題なし。エアブサンで仁川に飛び、そこからアシアナ航空で羽田に戻ってきた。

2012/11/08

韓国・慶州へ

基研研究会が終わってすぐに関空へ移動し、エアブサンに乗って韓国の釜山へ。この飛行機はアシアナ航空のコードシェアだったのだがスターアライアンスメンバーではないので、今回は「プラチナメンバー」の特典はなしだったのが残念。

釜山からは迎えのクルマで慶州へ。初めて来た土地なのだが夜の到着だったので、車窓から夜景を見ただけに終わった。

2012/11/06

基研研究会

今日から京大基研で「摩擦、レオロジー、地震の新展開」と言う研究会を聞きに来た。摩擦・摩耗・潤滑に関する学問は「トライボロジー」と言い工学分野では重要な位置を占めているらしいのだが、物理学者にとってはエキゾチックな領域である。今回はこの分野の大雑把な全体像をつかもうと思って来たのだが、特にレビュー講演や講師と参加者との間の議論が面白かった。

2012/11/02

人事委員会とGL会議

今日の午前中は比較的ヒマだったのだが、午後は人事委員会とGL会議が続いて結構大変だった。

2012/11/01

ディビジョン長会議

午前中はディビジョン長会議のため東海へ。10月のシフト休日が溜まっているので何とかしないといけないのだが、とても休んでいられないので今日を「偽装休日」にするためバスで東海へ行った。8時10分発の東海行き2便は中型バスでの運行なのだが、今日は意外に人が多かった。

夕方はPDのKとちょっとだけ話をして、3時のバスでつくばに戻る。本当は3時半からの運転計画会議に出ようかと思っていたのだが、次のバスにすると帰りが遅くなるのでさっさと帰ることにした。

2012/10/31

人間ドック

今日は朝から人間ドック。体重や腹周りなどが微妙に増えていたような気がしたが、医師のコメントは特になく他の臓器も正常だった。因みに人間ドックは午前中で終わると思っていたのだが、医師との面談が2時半だったので東京開催の中性子科学会評議員会はキャンセルすることとなった。

2012/10/30

物構研運営会議

今日の午後は物構研運営会議が行われた。4月以降役目を外れて楽をさせてもらっていたのだが、現副所長のW槻さんがアメリカの某大学に移ることになったため後任のお鉢が回ってきた。次からこの会議の議長も務めなければならないこととなって、背負うべき重荷が突然増えたような気がする。

2012/10/29

TKP

今日はJ-PARC関係の会議2つが東京で行われたので出席した。まずは文科省からの宿題に対する対策会議。続いてJ-PARC利用者協議会で、どちらも「TKPお茶の水カンファレンスセンター」が会場だった。このTKPと言うのは最近よく会議で使うのだが、どうやら都内のあちこちに会議室を持っている業者らしい。御茶ノ水の会場はどっかの保険会社のビルの2Fにあったのだが、雰囲気が重くて入りにくかった。

2012/10/28

AONSA School / EC meeting

23日から北京大学でAONSA SchoolとAONSA EC meetingが行われた。まず23日は成田からの移動。北京空港から北京大学近くの中関村までシャトルバスで行ったところまでは良かったのだが、そこから北京大学までどうやって行ったら良いか分からない。一緒になった物性研のS山さんらとスーツケースを抱えながら、そのへんの中国人に道を聞きながら放浪するはめになった。

翌日からはAONSA Neutron School。アジア・オセアニアの学生と若手研究者に中性子散乱について学んでもらおう、と言うスクールである。今回の会場は街の中でしかも会場と宿舎がすぐ近くだったので良かったのだが、ただ中性子の実験施設ではないためあまり実質的なトレーニングはできなかったのではないか、と言う感じだった。因みに僕はNSEについての講義をしたのだが、何人か興味を持ってくれた人がいたようで良かった。

AONSA EC meetingは、昨年のつくば、5月のマレーシアに続いて3回目の出席。これだけ頻繁に会って話をすると、メンバーとの関係は深くなる。

因みに北京に行ったのは今回が初めてだったのだが、いろいろなところが近代的で驚いた。また心配していた大気汚染も酷いなと思ったのは木曜日ぐらい。他の日は霞んではいたものの空も青く見えていて、思ったほどではなかった。

2012/10/19

つくばでの会議×2

今日は午前中MLF会議があったのだがつくばからTVで参加した。そして午後はつくばで人事委員会。構造生物学が専門の人の話をまとめて聞いたのだが、分かりやすい話が多く面白かった。

2012/10/18

東海→つくば

午前中は東海でディビジョン長会議。その後つくばの中性子GL会議に急いで行ったが、少々遅れてしまった。

2012/10/16

帰国

今日、10日間にわたったヨーロッパ出張から戻ってきた。乗ってきたANA便は新潟あたりから日本の上空に進入し日立市の上で南に折れて成田空港に向かったので、J-PARCの上を通るかな、と思って窓の外を見ていたら、まさにほぼ真上近くを通過した。実を言うともっと大きいのかなと思って探していたので、気がついた時には既に通過してやや南側。危うく写真を撮り逃すところだった。

2012/10/15

TOEICの結果

今日、9月に受験したTOEICの結果についての通知があった。結果は770点(リスニング370点リーディング400点)。終わった時には8割行くか行かないかかな、と思ったのだが、ほぼその通りの結果だったことになる。ネットで見るとこれは仕事で使っていて日常会話には不自由しないレベル、と言うことのようで、まさに今の自分の実力相応の結果が出たことになる。今回は全く準備せずに受けたので慣れればもう少し取れるかも知れないが、まあそこまですることもないだろう。大学1回生の時に受けた英検2級以来30年ぶりの英語の試験だったが、特に勉強しなくても仕事と生活で使っていれば相応に力は伸びる、と言うことが確認できた、というわけだ。

2012/10/11

発表終了

今日はJCNS Workshopの最終日。そして私の発表は最後から2番目に設定されていた。こう言う会議は終わりの方になると人がだんだん減って行くもので、今回も何人かの人が帰って行くのを見かけたが、それでも多くの人が残って聞いてくれた。話の内容はS野くんがやったSAXSの結果が中心で中性子のデータは何もないのだが、それでも多くの人から「面白かった」と言ってもらえた。この会議が始まってから準備を始めたのだが最終日まで時間があったのが良かったのかも知れない。

2012/10/10

JCNS Workshop 2012

JCNS(Juelich Center of Neutron Science) Workshop 2012のために、日曜からミュンヘン郊外のTutzingに来ている。この会議はユーリッヒの中性子グループが毎年開催しているのだが、ソフトマター、スピン、装置の3つのテーマを順番にやっているそうで、3年前のソフトマター関係のWorkshopに続いて2度目の招待を受けたわけだ。日曜日にドイツに着いた時には思っていた以上の寒さで閉口したが、それほどひどい寒さと言うわけでもなく徐々に慣れた。ただ天気は火曜・水曜と雨で、せっかくのきれいな場所(Starnberger Seeと言う湖のほとり)なのに残念。今日の午後はExcursionで他の人たちは美術館に行ったのだが、私は妻と一緒にミュンヘン市内に行ってニンフェンベルク城を見て来た。

2012/10/05

東海往復

今日は中性子ミュオンの教授会があったのだが、東海だと思っていたので午前中つくばで仕事をして午後から行こうと思っていた。ところがメールが来てつくば開催であることが判明。いつもならそのままつくばにいるところなのだが保険証の交換をどうしても今日しなければならないので、そのためだけに東海に行って会議までに戻ってきた。最近は東海との行き来にもだいぶ慣れたと思っていたのだが、こう言うことがあるとやはり東海勤務は面倒だ。

2012/10/04

QENS&WINS終了

今日まででQENS&WINS2012は終了。今回は発表はなく組織委員としての仕事がメインだったが、いろいろな話が聞けて、またいろいろな人(特にNIST関係者)と仲良くなれて良かった。

2012/10/02

忍者ショー

今日はQENS&WINSの2日目。ソフトマター関係のセッションが多かったこともあって、座長や会場責任者、マイク係などいろいろな役目を果たした。

夕方は近くのホテルでBanquetが行われた。この中で「日光江戸村」の忍者ショーが行われたのだが、外国人参加者のみならず日本人からも大受けだった。

2012/10/01

QENS&WINS2012

今日から日光で国際会議「QENS&WINS2012」が始まった。QENSとは「中性子準弾性散乱国際会議」の、WINSとは「中性子非弾性散乱装置研究会」の略だが、これまでそれぞれ独立で行われていたものをジョイントで開催した、と言うことである。今日は主にQENSパートで、水やイオン液体のダイナミクス等の話が続いた。

夜は外国人の参加者がメインの10人で会場近くの中華料理店に繰り出して食事した。

2012/09/28

ゲスト来日

科研費で招聘したNISTのポスドクWが昨日来日していたのだが、今日は柏から東海に来た。午後はまず同行してくれたN口さんの研究の話を聞き、続いてMLFでWのセミナー。その後東海1号館に戻ってdiscussionの続きをした。久々にいろいろな話をじっくりと聞けて楽しかった。

2012/09/27

サマチャレ秋実習の準備

午前中はディビジョン長があったのだが、いろいろとやるべきことがあったのでキャンセルした。午後はサマーチャレンジ秋実習の準備のため会議があった。

2012/09/26

会議@東海×3

朝から東海で、午前中は利用促進合同会議。午後はQENS&WINSの組織委員会とMLFコア会議があった。

2012/09/25

遮蔽体完成

遮蔽体積みの2日目。今日は午前中工事の立ち会いをしたのだが、床に開けたネジ穴がうまく行っていなかったようで遮蔽体ブロックを吊るしたままでタップを立てる作業をしたりしていた。そのため結局昼休みまでに設置できたブロックは1枚だけだった。

午後は早めにつくばに戻って筑波大のS藤研に立ち寄ったのだが、夜自宅に戻ってメールを見たら遮蔽体が全部組み上がった、との連絡があった。吃驚。

2012/09/24

遮蔽体積みと科研費説明会


今日からいよいよBL06の上流部遮蔽体の建設である。昨年度末に納品された遮蔽体のブロックは別の建物に仮置きしてあったので、今日はまずそのブロックを1つずつトラックに積んでMLFに搬入する作業を行った。

午後はつくばに戻って「科研費説明会」に出席する。今回は科研費申請と審査の経験を話して欲しい、と言う依頼を受けて20分ほど講演した。話を作る前は何を話していいやら、と言う感じだったのだが、自分の失敗した申請と成功した申請の実物を例として挙げて具体的に説明することで、面白い話ができた(と思う)。

2012/09/23

TOEIC

故あって、今日TOEICテストを受けてきた。今の実力を見よう、と考えて準備は全くのゼロ。予備知識もほとんどなしで受けたので、戸惑うことも多かった。中でも大変だったのは会話問題で、いつのまにか会話が始まっていたりして内容を把握できず、全くの勘で答えざるをえないこともあった。また読解問題では何度も読み返して考えないと正解が出ないものも多く(*)、時間がたっぷりあったにも関わらず最後はぎりぎりになってしまった。ただ、だいたいは理解して解けたと思うので、結果が出るのが楽しみだ。

(*) 例えばこんなの。ある公園でのアートフェスティバルの案内状で、誰それが詩を詠むとか歌を歌うとか、その公園はどういう人が作ったとか書いてある。その中に名前が乗っている誰かさんと誰かさんの関係はどういうことか?と言う設問なのだが、当然そんな内容がそのまま書いてあるわけではなくて、案内状を熟読してその2人の関係を推理しなければ分からないのである。「TOEICはネイティブでも満点が取れるとは限らない」 とは以前聞いたことのある噂だが、こんな問題は母国語で書いてあっても解けるとは限らない、と思った。

2012/09/21

物理学会最終日

今日は物理学会の最終日。領域12は午前中はポスターセッションだったのだが、月曜日の「講演会」の準備をしなければならなかったので行かずに一人で仕事をしていた。

午後はセッションに行って先日のHFIRの結果を発表する。面白く話せたと思うのだが、あまり反応が帰ってこなくて少々がっかり。

2012/09/20

物理学会3日目

今日は午前中から物理学会に行く。そしてその合間にS包くんの論文についての議論をしたり、インフォーマルミーティングに出たり領域12の会議に出たり、と一日中学会した。

2012/09/19

物理学会2日目

午前中はホテルの部屋にぎりぎりまでいて仕事をし、その後横浜駅近くのスターバックスで続きをする。MacBook AirのEthernetアダプタとディスプレーアダプタを忘れてきたので、ビックカメラで買ってから横国大に向かった。そして大学でもしばらく図書館で明後日の発表準備とS包論文の直しをしていた。

夕方は構造物性グループのインフォーマルミーティングに出席した。

2012/09/18

物理学会初日

今日から物理学会の秋季大会。朝はゆっくり目に自宅を出て、横浜・関内のホテルに荷物を預け中華街で昼食を食べてから会場の横浜国立大に向かった。地下鉄の駅を下りてすぐに降ってきた雨は途中から土砂降りとなり、大学に着いた頃には膝下がずぶ濡れ。そのまま会場に入る気にもならず、建物の入口近くのオープンスペースでメールチェックなどをしていた。

夕方は液晶とゲルのセッションを聞いて、Y川研グループと飲みに行った。

2012/09/14

産総研に行ったのだが

今日も東海で会議が2つ。午前中はMLF会議があり、午後は共通経費についての打ち合わせがあった。その後つくばに戻ったのだが、思い立って産総研に立ち寄った。今書いている一般向けの書籍のための資料として液晶関係の教科書を見せてもらおうとF田さんの研究室に行ったのだが、たまたま家に持って行ったと言うことで空振りだった。

2012/09/13

東海

午前中はディビジョン長会議。午後は放射線従事者の教育訓練。東海での仕事を終えて、早めにつくばに戻った。

2012/09/12

会談

今日の午前中は物構研所長とMLFディビジョン長との会談があったのでつきあった。また午後は東北大との協力で作ろうとしてる装置に関する打ち合わせに顔を出した。

2012/09/11

新領域との連携研究会

今日は東大の新領域創成科学研究科との連携研究会があった。東大新領域には何人か知り合いがいるのだが、このような連携を行っていると言うのは初めて知った。今日の研究会はほぼ聞くだけだったのだが、いろいろと面白い話が聞けて議論もできて良かった。

2012/09/10

人事委員会

今日の午後は、特任准教授の人事委員会があった。また博士研究員公募についての打ち合わせなども行った。

2012/09/07

またまた〆切

午前中はMLF会議。時間通りに終わるかと思ったのだが追加議題がいくつかあって、終わった時には12時20分になっていた。

終了後に急いで東海1号館に戻って弁当を食べて、1時から利用促進合同会議。来年度前期の課題公募について議論した。続いて中性子ミュオンの教授会があり、終わった後にインド人PDと打ち合わせをしてようやく今日の仕事が終了。今日が〆切の某学会賞の審査は、家に帰ってからすることになった。因みに中性子の中の書類提出締め切りも今日だったのだが、週末のうちに何とかしよう。

2012/09/06

学振の申請

午前中は東海でディビジョン長会議に出席。午後は総研大の会議に出席のため、つくばに移動した。つくばに戻ったら外国人特別研究員の申請書が届いていたので改めて確認したら、明日が学振の〆切で機構内の〆切も過ぎていたことに気がついた。何とかならないか、と研協にお願いしたら1時間だけ余裕を与えてもらったので、その間に僕が用意しなければならない書類を作って提出した。書類を研協に持って行った時は雷を伴う豪雨で正直言って外に出たくない天気だったのだが、何とか間に合って良かった。それにしてもこのところいろいろな〆切をぎりぎりでクリアする、と言うことが続いているなぁ。

2012/09/05

ぎりぎり課題申請

今日は午前中はつくばで中性子GL会議。午後は東海で会議が2つあったので、12時発の連絡バスで移動した。このところサマーチャレンジや研究会があったおかげで会議には出ないで済んでいたのだが、その分のツケがここに来ているような気がする。

今日の昼(アメリカ東部時間)がORNLの課題申請〆切なので、会議の合間に修正して提出した。5月の実験の続きである程度結果が出ている上に、日米協力でも採択されているので通してもらえるとは思うのだが、もう少し時間をかけて練るべきだった、とちょっと反省。

SPICA完成披露式典

昨日J-PARCで新しい粉末回折装置SPICAの完成披露式典があった。(日経新聞の記事)NEDO、KEK、京大の偉い人がたくさん集まって賑やかだった。

2012/09/03

つくばソフトマター研究会と物構研談話会

先週末に「つくばソフトマター研究会2012」を開催した。(記事)4回目の今回はTX沿線を離れて東海村での開催だったが、50人近くの参加者があって楽しかった。

今日は物構研談話会で、主に「摩擦」をテーマに2人の講師の話を聞いた。これまで余り馴染みのなかった話をじっくりと聞けて面白かった。

2012/08/29

物性研の委員会

今日は物性研の共同利用専門委員会があった。会議自体はさほど面白いものではなかったが、終了後にケーキとコーヒー付きのセミナーがあって楽しんだ。

2012/08/28

サマーチャレンジ

22日から今日まで「サマーチャレンジ」が行われた。今年は演習の主担当だったのでほぼずっと張り付きで指導したため帰りは遅いし徹夜はあるしで大変だったのだが、それ以上に大変だったはずの学生から元気をもらった感じ。一緒に指導した広大のU野さんや群馬大のT橋さん、TAをやってくれた広大の学生さん、そしてKEKのスタッフのおかげもあって、無事終えることができて良かった。

2012/08/20

施設利用委員会と選定委員会

今日は2012B期の課題について決定する「MLF施設利用委員会」と「選定委員会」が行われた。同じMLFの課題だとは言え施設側のビームラインの課題と共用ビームラインの課題は扱いが微妙に違うので、合同で行うのはやや難しい委員会だった。が、初めての試みにしてはうまく行った方ではなかったかな?

2012/08/17

MLF会議とつくばソフトマター

今日も東海。午前中はMLF会議で、午後は「つくばソフトマター研究会」の実行委員会。その合間に液晶学会誌の原稿を仕上げて編集部に送った。

2012/08/16

利用促進合同会議

今日は朝から東海へ。午後は利用促進合同会議を開いて、課題審査部会のまとめをして月曜日の施設利用委員会に向けての準備をした。

2012/08/15

原稿書き

昨日と今日は「液晶学会誌」の原稿書き。最初は進みが遅かったが、徐々にペースが上がって今日のうちにほぼできた。

2012/08/13

構造物性センター

午前中、旅行から戻ってきて昼から出勤して、構造物性センターのリーダー会議に出席する。その間に溜まっていたメールを確認して、必要なものに返事を送った。

2012/08/12

7/23〜8/12

しばらく更新をサボっていたので、その間に何をしたのかだけ。

7/23 文科省主催「元素戦略シンポジウム」(@東京)
7/24 物性研中性子施設運営委員会(@柏)
7/25 利用促進合同会議 & MLFコア会議(@東海)
7/26 中性子PAC & CMRCリーダー会議(@つくば)
7/27 MLF会議 & 中性子ミュオン教授会(@東海)
7/29 J-PARC施設公開(@東海)
7/30 研究推進会議(@つくば)
7/31 MLF運営調整会議 & JAEAプロジェクト課題中間報告(@東海)
8/1 物構研運営会議(@つくば)
8/2〜3 中性子課題審査部会(@東海)
8/6 サマーチャレンジ予備実験(@つくば)
8/7 中性子GL会議 & MLFコア会議(@つくば)
8/8〜 12 夏休み

2012/07/20

MLF会議

今日も一日東海で、午前中はMLF会議、午後はJ-PARCセンターでの打ち合わせがあった。

2012/07/19

夕立

今日は朝から東海で、午前中はディビジョン長会議。午後は月末に予定されている施設公開の説明会に出た。夕方ふと外を見たら雲行きが怪しかったので急いでつくばに向かったのだが、高速道路上で雨に降られてしまった。バイクだったのでどうしようかと考えながら走っていたのだが、雨は局地的ですぐに降っていないところに抜けたので、家に着く頃には衣服も乾いていた。

2012/07/18

中性子GL会議

午前中は中性子GL会議に参加。午後は論文読み等をした。出張が多かった5月6月に比べて7月は自由になる時間が多く、ちょっとした空き時間に論文読みなどができて有り難い。

2012/07/17

実行委員会

午前中は「つくばソフトマター」、午後は「QENS&WINS 2012」と東海で行われた2つの実行委員会に参加した。そして夕方つくばに戻って、ロードマップの議論を行った。

2012/07/13

研究の日

今日は会議等の予定の無い日だったので、一日中つくばのオフィスで仕事。5月にORNLで取ったデータを解析したり、それを使って物理学会の予稿を書いたり、と研究に専念できた一日だった。

2012/07/12

東海の一日

午前中はディビジョン長会議で、午後はMLF全体会議。その懇親会はアルコールは飲まずに、K山さんを乗せて帰った。

2012/07/11

コンサート

今日の仕事は物性研の委員会向けの施設報告など。夕方、東海で行われた会議にTVで出席して、職場で行われたピアノコンサートを聞いて帰った。

2012/07/10

同大と京大

午前中は同志社大の京田辺キャンパスへ。トライボロジーの専門家であるH山さんの研究室を訪問していろいろと話を聞いた。その後急いで京大に行って、物理教室で行われたS包くんのセミナーに参加。O貫さんたちと議論して夕刻つくばに戻る。

2012/07/09

KUR

今日は京大原子炉実験所の運営委員会。ANA共同運航のスターフライヤー便で関空へ行き、会議出席後に奈良に移動して宿泊した。

2012/07/07

退職記念シンポの準備

今週は月曜日から断続的にI田さんの退職記念シンポの準備をしている。いろいろと手違いやややこしいことがあって滞っていたのだが、ようやく昨日案内状を発送することができた。また今日は会場となるホテルに行って、担当者と打ち合わせをしてきた。

2012/07/05

東海〜つくば

午前中は東海に行ってディビジョン長会議。昼からつくばに移動し、CMRCの会議に出た。

2012/07/04

JAEAプロジェクト課題

今日は午後からJAEAのソフトマタープロジェクトの打ち合わせ。その後MLF会議室に急いで行って、BL04のプロジェクト課題の現状報告を聞いた。

2012/07/03

2012/07/02

BBQ

午前中は〆切が過ぎていてレフェリーを終わらせ、所長と打ち合わせ。午後から東海に行って、ビームタイム終了記念のBBQに参加した。

2012/06/28

帰りの便



2週間近くにわたったアメリカ出張もいよいよ終わり。行きと同じユナイテッド航空便で帰途についた。夕食は「ビーフ」「チキン」「ベジタリアン」からチキンを選んだのだがエサのレベル。朝食でパスタを選んだら「餃子つき焼きうどん」と言う感じで、こちらはそれほど悪くなかった。また今回の777機のシートテレビはタッチスクリーン式で、自由にプログラムを選べて良かった。(と言うか、ANAだったらそれが普通、と言うレベルだけど。)

2012/06/27

発表

午前中は自分の研究発表。いろいろな人が質問に来たので、うまく行ったようだ。夕方はF井さんと一緒に学振ワシントンDC事務所のS村元所長を訪問した。

2012/06/26

Capitol Bikeshare

Capitol bileshare

今日は午前中のみACNSに行って午後からはワシントンDCを観光した。DCには"Capitol Bikeshare"と言うシステムがあって、市内各地にある自転車を利用して回れるようになっている。24時間の登録は$7で30分を越えるとチャージされる、と言うシステムで、30分以内の移動であれば何回でも使えると言うことになっているのだが、この30分と言うのが問題。ある程度遠くまで行こうとすると、すぐに過ぎてしまうのだ。例えばジョージタウンからワシントン記念碑までは頑張れば30分かからず行けるのだが、行った先でステーションを探すのに苦労して結局20分以上オーバー。またその後連邦議会経由でホワイトハウスに行こうとしたら、やはりステーションが見つからずに30分を越えてしまった。借りる時には次の行き先を検索できるようにはなっているのだが、地図がないので土地勘がないとどうにもならない。あまり観光客向けのシステムではないな、と思った。

2012/06/25

ACNS

今日からACNS(American Conference on Neutron Scattering)の始まりである。会場はキリスト教系の私立大学であるジョージタウン大学。ワシントンDCの近郊にあり、クリントン元大統領など多くの政治家や外交官を排出してきた名門大学なのだそうだ。中性子関係のユーザーが多い、と言うわけではなくNISTから近い大学だから会場にした、と言うことだそうだが、これまでアメリカの大学の建物の中に入った経験はなかったので興味深い。

会議は午前中はBiologyのセッション、午後はSoft Condensed Matterのセッションに出た。Biologyはタンパク質関係が多いのかと思えばさにあらずで、膜関係の話が中心だった。

2012/06/23

スクール終了

今日は学生たちの発表で、4つのグループがそれぞれ自分たちがやった実験の結果について発表した。さすがに丁寧に説明を受けて実験とデータ解析をしていただけあって、それぞれちゃんとした説明だった。また質疑応答もしっかりしていて感心した。

2012/06/22

実験終了、そして発表準備へ

今日の午前中はNISTのスタッフによるサイエンスの紹介があり、その後3つ目の実験のセッションの後半が終了。午後は招待講演と新しい装置の話などがあって、学生たちは発表準備を行うことになった。それぞれのグループは3種類の実験をしているのだがレポートするのは2番目のものだけなので、僕が実習を見ていたグループはNSEの説明をすることになる。学生たちはちゃっちゃと分担を決めて、それぞれどんどんプレゼン資料作りを進めていた。

2012/06/21

Experimental sessionの続き

午前中は招待講演を一つ聞いた後、NSEのExperimental sessionの続き。今日は実験室には行かずにデータ解析の演習である。マイクロエマルションの実際の測定データを元に、本当の実験と同じようにデータリダクションをし、モデルと合わせて膜の弾性係数まで求めると言うもので、学生はこれで一通りの実験を体験したことになる。担当者のAFさんの丁寧な説明で、かなり理解できたのではないか、と思った。我々が8月に行うサマーチャレンジとはスタイルがずいぶん違うので参考にはならないが、12月の中性子のスクールと来年予定しているアジア・オセアニアの中性子スクールに向けてと言う意味では得るものが大きかった。

夜は他の2人の招待講演者とともにDNさんの自宅にdinnerに招待された。相手は「偉い人」だし、完全に英語のみの場ということで全く寛げなかったが、何とか無事済んだ。

2012/06/20

Experimental session

NCNR Summer Schoolは今日が3日目。学生たちは8人ずつ4つのグループに分かれて昨日からExperimental sessionをやっている。今回はSANS, NR, NSEの中から3テーマ(SANSのみ2テーマ)をやることになっているのだが、NSEは施設側の都合で1回だけの予定だ。それが今日の午後から明日の午前中にかけてということだったので、そのセッションに顔を出した。実験の内容は以前自分たちでやっていたAOTマイクロエマルションの膜の揺らぎを調べると言うもので、元々良く知っている内容なのだが、担当者のAFさんの懇切丁寧な説明を聞いてこちらも勉強になった。

2012/06/19

Neutrons in Soft Matter

今日はSummer Schoolでの講演の日。朝イチの時間に"Neutrons in Soft Matter"と言うタイトル(因みにこれは、僕が一部を執筆した本のタイトルと同じ。講演の最後で宣伝しておいた)で、3つの研究例を使ってソフトマターの研究における中性子のメリットを説明した。聞いていたNISTのスタッフからは「良かった」と言う声が多かったのだが、最初のAOT系の説明に時間を使い過ぎて後のリン脂質の話と塩の話が駆け足になってしまったのは失敗だった。

午後はホテルに戻って日本の仕事。主にJ-PARCの課題審査のためのレフェリーの割り当てをした。

2012/06/18

NCNR Summer School

今日からNCNR Summer Schoolが始まった。まず最初は参加者による「自己紹介セッション」で、32人全員が自分の研究内容について3分間でプレゼンを行った。このSchoolは大学院生から若手研究者が対象なので全員それなりに研究テーマを持っているわけで、その中で少なくない人たちが中性子の経験があることも分かってなかなか面白かった。ただ、発表がどんどん流れて行くので誰が何をやっているのか全然頭に残らなかったのが残念。

午後は放射線や原子炉、中性子散乱の基礎についての講義と装置見学。僕は後ろで聞きながら明日の自分の発表の準備をしていた。そして夕方はN尾家の夕食に招待された。

2012/06/17

アメリカへ

今日からアメリカ出張。15時55分成田発の便でワシントンDCに向かった。今回はアメリカ側からの招待なので旅費はそちらから出るのだが、そのおかげでアメリカの航空会社を使わなければならない。と言うことで一応全日空とのコードシェアとなっているユナイテッド航空の便を使ったのだが、想像以上にサービスが悪かった。ただ、そのおかげで仕事もできたしそこそこ睡眠時間も取れたのでまあいいか。

空港には現地在住のN尾夫妻に迎えに来てもらう。そしてホテルにチェックインしてレセプションに出たのだが、さすがに途中で眠くなって早々にベッドに入った。

2012/06/15

発表準備

今日は一日、来週のsummer schoolのための発表準備。これまで作った資料をまとめて並べ替え、不足分を追加すると言う作業だったのだが、まだまだまとまっていない感じ。配布用資料を世話人に送らないと間に合わないので送ったのだが、発表まではまだ4日あるのであちこち手を入れることになりそうだ。

2012/06/14

A勤シフト

今日はA勤シフトのため朝から東海へ。9時半から17時半がシフトのdutyなのだが、何もすることはなかった。そこでとりあえずS包君の懸案の論文原稿をもう一度読み返してコメントを伝え、インド人K氏にこの前のORNLのデータを見せて実験について指示した。またPFの課題審査も済ませることができて、結構充実した一日だった。

2012/06/13

会議×4

今日は会議の日。午前中は中性子GL会議があり、午後から東海で利用促進合同会議。その後MLF会議に途中まで出て、「つくばソフトマター」の実行委員会に途中から参加した。

2012/06/12

日米委員会2日め

今日は昨日に続いて「日米協力」の2日目。午前中は議事録作りと言うことだったので途中から参加して修正意見を言った。

会議は午後の早い時間に終わったので、S山さんのところでS包くんの次の論文についてのディスカッションをした。因みに午前中に、懸案だった論文のレフェリーのコメントを書いて送ることができた。この論文は内容的には今の研究に非常に近いのだが、理論の論文なので読んで理解するのにかなり苦労したのである。なかなか進まないのに業を煮やしたeditorから催促が何回も来たのでいったんは「やっぱり無理」と伝えたのだが、「今更そんなことを言われても困る」と叱られてやむなく取り組んだ、と言う経緯がある。レフェリーコメントが的確だったかどうか自信がないのだが、ともかく終わってほっとした。

2012/06/11

日米協力委員会

今日は東大物性研で「日米協力中性子散乱」の運営委員会があった。アメリカ側の委員4名中3名はおなじみのメンバーだったのだが、もう1人は昨年ORNLの副所長に就任した人だった。もともとエンジニアだった人でかなりの抜擢人事だったと聞いていて、どんな人なのか興味津々だったのだが、合って話した範囲では「やり手」と言うよりも「いい人」と言う感じだった。

会議ではJ-PARCの現状について発表。夜は日本側の主催でパーティーがあった。

2012/06/08

J-PARC研究推進会議

今日の午前中はJ-PARC研究推進会議。午後から東海に移動して、中性子の教授が集まって打ち合わせをした。

2012/06/07

北海道から帰る

今日は移動日だったが空港で時間があったので、そこでいろいろと仕事ができた。因みに今回の集中講義は初めての内容が多かったこともあって詰めが甘かった。たぶん来年もやることになるので、次はもっとしっかり準備して臨もう。

2012/06/06

講義2日目

集中講義2日目の今日は小角散乱の続きと非弾性散乱、準弾性散乱(特にNSE)について説明した。最後のNSEの話の時間帯は学生も眠気を必死で我慢している、と言う雰囲気だったので、途中でブレイクを入れた。誰かも言っていたが、授業1コマ90分と言うのは話す方も聞く方も辛い。

2012/06/05

物質構造科学特論

今日から北大で集中講義である。8時前のTXに乗って羽田空港まで行き、千歳空港まで飛んで12時半頃札幌に着いた。その間に今日の講義の内容について見直しをしていたのだが、準備していた「水」の話がどうもしっくり来ない。やはり自分で真面目に考えたことのある(研究したことのある)内容でないと、他人に話すのは無理がある、と言う結論となった。

と言うことで講義では1コマ分スキップすることにして、その分SANSとNSEの話を膨らませることにした。今日はまずはイントロとして「中性子とX線」を復習し、続いてSANSの話を途中までやった。

夜はホテルの近くで1人で夕食を食べようと店を探しに出たのだが、そこで「本物のシシャモを食べさせる」と書いてある居酒屋を発見したので早速入ってみた。するとそこはシシャモ以上にビールや日本酒に拘りのある店で、どちらも「本物しか出さない」と力説する。何でも普通の居酒屋(特に飲み放題の店)では発泡酒や新ジャンルに焼酎を混ぜて、偽物を「ビール」と称して出すのが当たり前なのだそうだ。(日本酒もそう言うところが多いらしい。)こちらが頼みもしないのにその見分け方等々を延々とレクチャーされるのには少々辟易したが、それでも非常にタメになった。因みにシシャモだが、子持ちでないオスを出すのが本物の証なのだ、とのこと。実際に出てきたオスのシシャモは身がふっくらとして非常に旨かった。

2012/06/04

講義の準備

今日は一日つくばにいて、明日からの集中講義の準備をした。特に「非弾性散乱」の部分を集中的にやってそれなりに形になって良かった。

夕方はCMRCのリーダー会議。その後帰ろうとしたら所長からの誘いがあって、主幹とともに居酒屋面談となった。風邪が治ってなくて少々心配だったのだが、悪化はせずよかった。

2012/06/03

サマチャレ打ち合わせ

午後からPFに行って、U野先生を囲んでサマーチャレンジに向けての打ち合わせをした。無理を言ってY田くんにも来てもらったのだが、議論が深まって良かった。

2012/06/02

準夜勤シフト

昨日の午前中はつくばで主に来週の講義のための準備をする。午後はまず中性子の主なメンバーが集まって開かれた会議に出席。その後東海に移動して、準夜勤シフトに入った。一昨日の会議の時に寒かったのが祟ったか喉の痛みがあり少々辛かったのだが、何とか無事に済んで良かった。朝まで仮眠して帰宅。

2012/05/31

今日も東海

午前中から東海へ行き、11時から概算要求に関する会議に出た。午後は装置担当者による改善要望に関する会議に出席。

2012/05/30

文部科学省

朝はいったんつくばのオフィスに行って、ニコンの営業の人と打ち合わせをした。その後新橋に行って、CROSS/JASRIの打ち合わせに出席。その後文部科学省で行われた評価部会作業部会に出た。

2012/05/29

東海

今日は一日東海で仕事。午前中はBL06に関する打ち合わせ。昼から東海キャンパス全体会議に出席し、その後ソフトマターグループのミーティングをした。

2012/05/28

評議員会

午前中は夏休み中に予定している「つくばソフトマター2012」の実行委員会にTV会議で出席。昼から東京に行って、中性子科学会の評議員会に出席した。

2012/05/26

議論とアブストラクト

午前中はPFに行き、実験しているそばでK畑さんとORNLの実験についての議論をしたり、物理学会のアブストラクトを作って提出したりした。昼にいったん帰宅して、夕方つくば駅で九大のY沢さんを拾ってPFへ行った。

2012/05/25

PF実験開始

今日は朝からPFのSAXSの実験だったのでちょっとだけ顔を出したのだが、その後は会議。午前中はMLF会議にTVで出席し、午後は研究推進会議にオブザーバー参加した。

2012/05/24

帰国即東海

朝成田に到着し、いったん自宅に戻る。それから東海に出勤して所長と打ち合わせをし、夕方運転計画会議に出席した。

2012/05/23

クアラルンプールの夜

Petronas Twin Tower

今日は帰国便に乗る前にクアラルンプールへ。IAEAから来たR氏が宿泊するホテルに立ち寄ったのだが、その近くのPetronas Twin Towerを見ることができた。

2012/05/22

AONSA-EC

UNITEN付属のホテルとモスク
今日はAONSA(アジア・オセアニア中性子散乱学会)のExective Committeeである。会場はNUSTECの隣だが、宿泊は隣の大学(UNITEN = University Tenaga Nasional)の中にあるホテルとなっている。また池を挟んで向こう側には大学付属のモスクも建っている。ホテルは近代的で非常に過ごしやすいのだが、日の出前と日没時には隣のモスクからコーランの詠唱が(しかもかなりの音量で)流れてくるのには参った。

因みにAONSA-ECは特に大きな問題もなく時間通りに終了。夕方にはホテルが経営しているシーフードレストラン(写真手前の低い建物)でアルコール抜きで親交を温めた。

2012/05/21

NUSTEC2012

今回の出張目的はAONSAの理事会なのだが、その会議は原子力関係の学会(マレーシアの国内会議)であるNUSTECの場で行われる。今日の午前中はスペシャルセッションとしてAONSAを構成する各国の中性子散乱施設の紹介が行われる、と言う事で最初から参加していたのだが、一番最初に壇上に立ったのはあまり研究者らしからぬ人。しかも分からない言葉(たぶんマレー語なのだが確証無し)で話をして終わりだったので何かと思ったら、実はイスラムの聖職者だったらしい。その他全員が立ってマレーシア国歌を流すと言う場面もあって、なかなか興味深かった。因みにマレーシアはイスラム教を国教にしているだけあって戒律には厳しく、普通のレストランにはアルコール類は置いていない。食べものが美味しく、しかもスパイシーでどう見てもビールに合いそうなのだが、試す事ができないのが残念だ。

2012/05/20

初めてのマレーシア


10時半成田発のマレーシア航空便でクアラルンプールに移動した。この便は全日空とのコードシェア便なので何も考えずに第一ターミナルに行ったのだが、何と第二ターミナルから出発するとのこと。慌てて連絡バスで移動したのだが、30分以上のタイムロスになってしまった。

マレーシアに到着した時は曇りで時おり雨がぱらつく、と言う天候だったが、それほど気温は高く感じないし蒸し暑くもない。樹木が全体的に巨大なのと緑が濃いのとで熱帯らしさは感じるのだが、それ以外はそうでもない。食べ物もいろいろな種類があってたいていのものは美味しいし、結構暮らしやすいのかも、と思った。

2012/05/18

IACIS2012

昨日から仙台に行って、国際会議(IACIS2012)に参加してきた。6日間の会期のうち出たのは半日×2で、座長と自分の発表のためだけに行ったようなものだったのだが、思ったより多くの人に会って話ができた。特にドイツのGさんと結構いろいろな話ができたのが良かった。

2012/05/16

物構研運営会議

今日の午後は物構研運営会議があった。重要な人事案件があったのでいささか緊張して臨んだのだが、何とかクリアできてほっとした。

2012/05/15

東海

今日は東海の1日。午前中は「つくばソフトマター」の実行委員会に、午後は「MLFコア会議」に出席した。

2012/05/14

J-PARC評価部会

午前中はつくばキャンパスで仕事して、午後から霞が関へ行く。今日はJ-PARC評価部会の第4回目だったのだが、全体的に和やかな雰囲気だった。

2012/05/11

実験終了

ORNLでの実験は無事終了。結果は解析してみないと分からないが、ちょっと見た感じではだいたい予想通りになっているようだ。今回の実験はN尾さんと2人だけだったのだが、大変というよりむしろ自分で手を動かす機会が多くて楽しかった。

2012/05/09

実験開始

今日は朝からサイトアクセスのためのトレーニングを受けた。まず9時から放射線管理の人と会ってRadiological Worker Training (RWT)の実習(と言うか、実際の現場に行って説明を受ける)をした。続いてGeneral User Access Training (GUAT)とRWTの説明をWebで見て、簡単なテストを受けると言うコースをやった。このWebベースのコースはテストで80%以上取らないと合格できなくて、2度失敗するとどこかに呼び出されて講習を受けなければならなくなる、と言うもの。予定通り実験するためには失敗はできないので、説明をじっくりと読んで真剣にテストを受けた。結果は2つとも一発合格だったのだが、結局午前中いっぱいかかってしまった。本来このトレーニングのほとんどは来所前に済ませておくものなのだが、僕の場合は連絡が来るのが凄く遅くて、メールが届いていたのは何と昨日Knoxvilleに到着した後。しかも昨日は担当者に会えなくて何をすべきなのか今日になるまで分からなかった。

午後は試料作りをしつつ実験開始。原子炉とSANS装置は順調で、特にSANSの使い勝手が良くなっているようで良かった。

2012/05/08

アメリカ出張

今日からアメリカへ出張してORNLで実験である。成田からいつものNH0002便に乗ってWashington DC(IAD)へ行き、そこから乗り継ぎ便でKnoxevilleへ。空港でレンタカーを借りてOak Ridgeへと言う16時間ほどの旅となった。今回は共同研究者のN尾氏とIADで会って、一緒にORNLまで来た。そして以前から何度も共同研究をしてきたY.M氏と会って実験の内容について相談し、試料の準備をしようとしたのだが、僕の手続きに若干の不備があったらしく実験ホールへのnon-escorted accessができないことが判明。暫定措置で入れてもらって、試料を準備する事になった。

因みに今回の宿泊は、新しくできたORNLのゲストハウスである。所内(SNSのすぐ近く)にあって便利で良いのだが、値段が高い上に酒を飲んではいけないらしい。どうせ食事のためには街に出るのだし、やはり外のホテルに泊まれば良かった。

2012/05/06

竜巻

昨日つくばを襲った竜巻だが、吉沼あたりから北東方向に動いて北条に達したらしい。経路上にあった北部工業団地では、大きな木がなぎ倒されていたり企業の研究所のビルの窓ガラスが割れて廃屋のようになっていたり、と大変な事になっていた。地図上で見るとKEKのすぐ北を横切っていたわけで、ちょっとでもコースが変わっていたらおおごとだった。

午前中は中性子GL会議。午後はKが東海から来たので少々議論して、サマチャレの紹介文を書いたり出張準備をしたりしていた。

2012/05/02

J-PARC研究推進会議とQENS/WINS

午前中はJ-PARC研究推進会議準備会、午後はQENS/WINS組織委員会があった。

2012/05/01

新PD

先週から来日していたインド人Kさんだが、今日から科研費雇用のPDとして勤務することになる。そこでまず午前中に人事労務課へ連れて行って身分証用の写真を撮り、午前中の会議終了後にこれまで滞在していたつくばの宿舎から荷物を引き上げて東海に連れて行った。これまでの宿舎はベッドや共用のキッチンが付いていたため特に必要なものはなかったのだが、東海の宿舎は家族用のアパートで広いが家具は何もない。K山研の外国人研究員が買い物に付き合ってくれる、と言うことだったのでガスの開栓に立ち会っただけで帰ったのだが、大丈夫だっただろうか。

2012/04/27

シフト深夜勤

今日は久々のシフトの深夜勤。0時過ぎに仮眠から起きてMLFに行き、業務委託の人と一緒に見回りをした。その後は特にすることもないので東海1号館に戻り、論文の原稿書きをする。9時半にシフトが終わった後はデイリーミーティングに出て、その後東海1号館に戻ってインド人Kさんの相手をして、1時間ほど遅れてMLF会議へ。午後は再びKさんの相手をして、夕方になってからようやくつくばに戻ることができた。 本来深夜勤の時には朝からの勤務は必要ないのだが、用事があればやらないわけにはいかない。主幹の時にはやる必要がなかった深夜勤だが、他の人はずっとやっていたわけだ。頭が下がる。

2012/04/26

インド人を迎える

今年度から科研費で雇用することになっているインド人PDのKさんが到着した。本当は昨日の夕方に来る予定だったのだが、飛行機が遅れたため今日になった、ということだ。成田空港からバスで来るのでつくばセンターまで迎えに行ったのだが、そのバスも遅れてまた予定が狂ってしまった。 昼食前につくばを出て東海へ。QENS/WINSの組織委員会に出席する。遅れて行ったのだがそれがたいしたことがないと思えるぐらい延々と続いて疲れた。

2012/04/25

利用促進合同会議

午前中は新しい装置提案についての打ち合わせ。午後は利用促進合同会議があった。午後の会議はMLFの公募に関するもので最終確認だけで済むかと思えばさにあらず。1時半から始まったのに終わったのは6時近くだった。

2012/04/24

論文書きと全体会議

今日は東海の一日。論文書きと中性子全体会議の報告を行った。

2012/04/20

サマーチャレンジの打ち合わせ

昼前にPFに行って、群馬大のT橋さんと会ってサマーチャレンジの打ち合わせをした。やはり、位相差顕微鏡を何とか用意するしかなさそうだ。

2012/04/19

KENS新人歓迎会

今日の夜は中性子の新人歓迎会が東海で行われた。新所長も含めて大勢が出席して盛り上がった。

2012/04/18

東海→つくば

午前中はディビジョン長会議。午後はつくばに戻って、サマーチャレンジの実行委員会に出席した。

2012/04/17

中性子GL会議

午前中は中性子GL。新所長を囲んでみんなでいろいろと現状と問題点について報告した。この会議はこの3年間は僕が主催だったのだが、今年度からO友さんが担当になったのでずいぶん楽になった。 午後は科研費の交付申請書を作って提出した。

2012/04/16

Webに関する会議

午前中はつくばで科研費の交付申請書作りなど事務仕事をする。昼から東海に行ってwebに関する会議に出席。ユーザーの立場からすれば理不尽な事の多い今のwebのシステムだが、直すにはお金も含めて大変な努力が必要だと言うことを改めて確認した。

2012/04/15

久々のシフト

今日は主幹時代には無縁だったシフトが回ってきたので東海に出勤した。

「シフト」と言うのは実験施設職員の役目の一つで、運転中に起きるトラブルに備えて待機している時間(あるいは職員)のことである。1日を日勤(9:30-17:30)、準夜勤(17:30-1:30)、深夜勤(1:30-9:30)の3ブロックに分けて、必ず誰かがいるようにすると言うシステムである。たいていの場合には何事もなく時間が過ぎるし、逆に大震災のようなことが指示を待つことなく自らの安全の確保に動くので、「シフト」にはほぼ意味はなく「アリバイ」に近い。それでも今日は事務から割り当てが来たので時間前に着くように家を出た。

ところが、最寄りの桜土浦ICに近づいたところ「桜土浦〜土浦北 事故渋滞6km」の掲示が。これでは間に合わないかも、と思ってR6を千代田石岡ICまで行ってそこから入ることに決めた。ところが誰でも考えることは同じのようで、R6の方も渋滞。結局MLF到着は9:50頃になった。

午後はBL16関係者といろいろと話をし、ずっと前から頼まれていた原稿書きをした。

2012/04/13

MLF会議

午前中はつくばからMLF会議に出席。つくばからO友さんと一緒にTVで参加したのだが、ほとんどが火曜日の「コア会議」で聞いたような話だったので退屈だった。ただ、TVでの出席だと適当に聞いているふりをしながら自分の仕事ができるので問題ない、と言えば無い。

午後は業者と顕微鏡について打ち合わせをし、論文読みをした。

2012/04/12

北大の書類

海外出張から戻った時にチラ見して、その後机の上に置きっぱなしだった北大からの書類を改めて見たところ、履歴書に各学校での卒業の年月日を書かなければならないことが判明した。これまでも何度も履歴書を書く機会があったのだが、その時にはいつも「xx年3月」で済んでいた。ところが北大は日まで書く必要があるらしく、しかも間違っていた時にはお金を返してもらわなければならないこともある、と脅しの文句が書いてある。卒業等の日付は卒業証書や学位記を見れば分かるのだが、これまでその必要がなかったのでそもそもどこにあるかも分からない。特に高校の卒業の日までも調べなければならないと言うことが分かって、慌てて実家に電話する羽目となった。

午前中のうちにつくばから東海に移動してD長会議とMLF/CROSS連携会議に出席してつくばに戻った。

2012/04/11

J-PARC評価部会

今日は「J-PARC評価部会」のために文科省に行った。この評価部会は5年に一度行われるもので、今後の政策決定にも関わる重要なものである。委員は大学や産業界も含む錚々たる面々で、彼らに説明するための人たちも、オブザーバーとして集まったメンバーも豪華なものだった。時間が限られていたためなかなか突っ込んだ議論にはならなかったが、しかし体制についての認識の違いがあったことが明らかになり、その後話し合って合意が得られたのは良かった。

2012/04/09

誕生日

今日はつくばの一日。午前中はオフィスで論文読みなどをして過ごし、夕方はJ-PARC研究推進会議準備会があった。

因みに今日は僕の誕生日。facebookでは沢山のお祝いのメッセージが入っていたのだが、実生活の方では何もなかった。facebookだとシステムが教えてくれるから皆さん反応するわけで、実生活の方では誰もリマインドしないから誰も気付かないというだけなのだが、しかしこれはSNSを利用することによって人と人との関わり方が変わりつつあることの一例、なのかも知れない。

2012/04/06

所長懇談会

午前中は今年度初めての所長懇談会があった。新しい所長になって初めての公式の会議と言うことで、会場はほぼ満席。質疑応答もそれなりに活発で、新しい体制に対する期待と不安が交錯する雰囲気だった。

午後はMLF関係の会議2つにTVで出席した。

2012/04/05

重水の取り扱い

今日の午後、J-PARCの安全ディビジョンとの折衝があった。テーマは、MLFの実験での重水の取り扱いについて。これまでは放射性物質の漏えいを心配して非常に厳しいルールになっていたのだが、厳し過ぎて実験にならないため何とかならないか、と言うことで交渉を始めたわけだ。当初は壁が高そうでとても解決はムリではないか、と言う雰囲気だったのだが、よくよく話してみるとどうもそうではなかったらしく思ったよりも簡単に解決してしまった。今まで苦労したのは何だったのか、と言う思いもあるのだが、しかし今は良い結果になったことを喜ぶことにしよう。

午前中はD長会議。午後は利用促進合同会議があった。

2012/04/04

千葉大新入生

今日は千葉大理学物理の新入生の研修旅行の対応をした。学生42人、教員7人のご一行様は渋滞のため予定より1時間ほど遅れて到着。弁当の昼食を食べて寛いだ後、僕が「ソフトマターと加速器」と言うお題で講義をした。その後、KEK-Bの加速器と測定器、及びPFの見学の引率を行った。実は千葉大の研修旅行は毎年あって2年前にも対応したのだが、その経験を生かして講義の内容をかなり変えてみた。学生の感想は聞いていないが、面白いと思ってもらえると良いのだが。

2012/04/03

爆弾低気圧

今日は台風並の低気圧が発達して大変なことになる、と聞いて朝のうちに職場に行ってパソコンなどを取ってきて、自宅で仕事をしていた。

2012/04/02

残務整理

今日は午前中は東海で、人事委員会関係のメール書きなどの仕事をした。そして昼から東海に戻って、「国プロ対応」の中性子関係者の会議。その合間にAnnual Reportの原稿を書いたり、波紋の施設報告を書いたりした。これらのほとんどは昨年度中に済ませておくべきことで、言って見れば主幹業務の残務整理だった。

2012/03/30

北大連携シンポジウム

昨日から今日は北大連携シンポジウム。つくばで行われた第1部ではソフトマターの研究について話をし、東海で行われた第3部(因みに第2部は夜の交流会)ではJ-PARCについての説明と見学案内を行った。

2012/03/28

ソフトマター研究会と利用者協議会

午前中は飯田橋に行って、中性子産業利用協議会などが主催の「第5回ソフトマター研究会」でスピンエコーの話をした。その後、K谷さんらと共に霞が関に移動して「J-PARC利用者協議会」にオブザーバー参加。終了後に再び飯田橋に戻って懇親会に出た。忙しかったのだが「研究会」の方の参加者には「良く分かった」と言ってもらえたので良かった。

2012/03/27

物理学会年次大会

3/24〜3/27は関西学院大学で行われた物理学会年次大会に出席した。その中で「物理学会論文賞」の授賞式があったので受け取ってきた。物理学会は公式の賞が論文賞と若手奨励賞しかなく、後者は年齢制限があるのでシニアな研究者がもらえる賞はこれだけ、ということになる。もともと2007年にこの賞を受賞した論文を書く時に「せっかく良い結果が出たのだから有名誌に出したら?」と言わたのだが、出版の早さ等々を考えてJPSJに出したのだった。ただその裏には「論文賞を取れるかも」と言う考えもあったわけで、その意図が実ったことになる。授賞式にはS君のご両親も来ていてずいぶん喜んでいた様子だったので、いろいろな意味で良かった。

2012/03/23

最後の責任者会議

午前中は物構研責任者会議。S村所長の元では最後の会議である。終了後に大阪に移動して、CMRCの懇親会に出た。

2012/03/22

物構研退職記念講演会

午前中はディビジョン長会議に出席。出たのは2/16以来で、だいたい1ヶ月に1回のペースで出席していることになる。昼からつくばに戻って物構研の退職記念講演会に出席する。

2012/03/21

会議@東海×2

午前中はつくばで仕事。昼から東海に行って、まず東海キャンパス全体会議に出る。また評価部会対策会議にも出て、バスでつくばに戻った。

2012/03/19

「国プロ」対応打ち合わせ

午前中は「国プロ」(いわゆる国家プロジェクト)対応の打ち合わせ。トップダウン型で走っている課題について実験したいと言う申請があったときに、一般課題とは違う取り扱いをするにはどうすれば良いかと言う点について、PFと中性子の関係者で集まって話し合った。

午後はBL06関係の物品を発注してあるM機工との打ち合わせをした。

2012/03/16

東海

今日は東海の一日。午前中はMLF会議に出席し、午後はQENS/WINSの組織委員会があった。

夕方、だいぶ前から依頼されていた論文の査読を行った。著者はこの論文に近い中身の共著論文もある良く知っている人だったのだが、何度か通読した印象はネガティブ。ある程度知っている僕でさえ分かりにくい論文が、他の人が読んだ時に理解してもらえるわけがない。

2012/03/15

PFシンポ

午前中はエポカルへ行ってPFシンポに出席。昼前にKEKに戻り、MLFのJ-PARC評価部会対策会議にTVで出席する。終了後に再びエポカルに行って、PFシンポのポスター審査をした。

2012/03/14

評価部会対策会議とGL会議と技術職員発表会

朝はまず、J-PARC評価部会に関するKEK内の対策会議があった。その後、僕の担当としては最後の中性子GL会議を行う。午後は技術職員発表会に出て、夜はソフトマター関係の飲み会に顔を出した。

2012/03/13

選定委員会と施設利用委員会

午前中はCROSSの選定委員会で午後はMLF施設利用委員会。同じような議論を2度しなければならず疲れた。そして終了後にKEKに戻って新所長への引き継ぎを8時半頃までやった。

2012/03/12

帰国

ワシントンDCからは全日空のビジネスクラスだったため非常に快適。美味しいものを食べゆっくり寝て、仕事も少しできた。成田には予定通り到着してホテルに置いていたクルマをピックアップして帰宅。途中、少々渋滞があった。

2012/03/11

移動2日目

ブエノスアイレスからワシントンDCまでの便は混んでいたが、とにかく睡眠と思って食事もせずにひたすら寝る。ワシントンDCはパスポートコントロールも空いていて、荷物のトラブルもなく無事ゲート通過。ルフトハンザのラウンジで3時間ほどゆっくり過ごす。全日空も共同で運営しているラウンジだったので、ドイツ風の食べ物の間にカップラーメンが置いてあっておもしろかった。

2012/03/10

移動初日

午前中はホテルでゆっくりして、11時にチェックアウトしてH野さんとバリローチェの空港へ。そもそも時間的な余裕をたっぷり取っていたのだが、飛行機が遅れたため更に(図らずも)ゆっくりすることになった。

ブエノスアイレスでは国内線専用のホルヘ・ニューベリー空港から国際線のエリーセ空港までremiseに乗って移動。国内線が遅れたものの2時間前には着いたので大丈夫、と思ったら、なんとWashington DC行きのUAのカウンターが長蛇の列。僕は上級マイラーのカードを持っていたおかげで短い列に付くことができたのだが、それでも1時間ぐらいかかった。

と言うことでアルゼンチンから出るのにほぼ1日かかったわけだがこれからが本番。ワシントンDCまで10時間、成田まで14時間のフライトが待っている。

2012/03/09

ICANS終了

5日間(日曜のget togetherを入れれば6日間)にわたったICANSがようやく終了した。中性子利用が中心だった僕にとっては、装置開発のディープな話が多くて良く言えば新鮮、悪く言えばマニアックな話が多く、あまりついて行けなかった。それでも代理発表したことと、次回の開催地決定に貢献できたことで任務は果たしたと言えるだろう。また会議の場所が初めての南米で、しかもアルゼンチン随一のリゾート地として知られるバリローチェだったことは良かったし、普段話す機会が少ない人とじっくりと話すことができたのはそれにも増して良かった。

2012/03/07

ICANS3日目

ICANSは3日目。今日はセッションは午前中だけで、午後はexcursionだった。近くの山にリフトで上って展望を眺めただけだったのだが、山と湖に囲まれた風景は壮観だった。昨年6月にチリの火山が噴火した時には火山灰が数十cmも積もって生活にも影響するなど大変だったらしいが、ここからの眺めそのものはさぞ凄かったに違いない。

2012/03/06

ICANS2日目

ICANS2日目の今日は、朝イチで発表があった。今回はA井ディビジョン長の代理で「J-PARCの震災からの復旧と現状」と言うテーマである。A井さんからもらった資料をいろいろ修正して準備万端で臨んだおかげか、まあまあうまく行ったと思われる。発表後に聴衆からスタンディングオベーションを受けて気持ちが高揚したのだが、しかしこれは僕個人への称賛ではなくJ-PARCとMLFに対するものである。この様子を、何らかの形で関係者に伝えることができると良いのだが。

午後になって、KEKからの他の参加者3人が到着した。また夜のbanquetではアルゼンチンタンゴを見ることができて良かったのだが、ホテルに戻ったのは深夜の1時でへとへとだった。

2012/03/05

ICANSスタート

今日からICANSの実質的な会議が始まった。午前中はPlenary sessionで、主催者からの歓迎の言葉とESSとSNSの現状報告、更にアルゼンチンで計画中の研究用原子炉についての話があった。そして午前の後半と午後は分科会に分かれての議論となった。僕は話を聞きながら、明日の発表の準備を進めた。

2012/03/04

バリロチェへ

今日も移動で、ブエノスアイレスから国内線でバリロチェへ行った。「南米のスイス」と言われるバリロチェだが、空港に着いたらそんな感じではなくむしろ荒涼とした感じ。どうやら近くの火山が噴火したため、大量の火山灰が降ってそうなったらしい。空港からバリロチェの街に行くと湖と森の瑞々しい雰囲気になって、「南米のスイス」も分かるかな、と言う雰囲気になった。

ICANSは今日は登録とget togetherだけで、明日から本格的に始まることになる。

2012/03/03

成田〜ワシントンDC〜ブエノスアイレス

昨日〜今日は地球の裏側までの大移動。11時5分発の便でワシントンDCまで行き、そこで乗り継いでブエノスアイレスには翌日の11時過ぎに着いた。一見、丸一日の移動のようだが、日本とアルゼンチンの時差はちょうど12時間なので36時間かけての移動だったことになる。ワシントンDCでは乗り継ぎの待ち合わせが12時間ほどあったのだが、現地在住のN尾さんに来てもらっていろいろつきあってもらってとても助かった。

因みにアメリカまでは全日空、ブエノスアイレスまではユナイテッド航空を使ったのだが、サービスの落差があまりにも大きくて笑ってしまった。

2012/03/01

中性子課題審査部会

今日は午後からMLFの中性子課題審査部会があったのだが、明日からの出張を考えて成田空港近くに泊まることにした。朝、出張の荷物をそろえてホテルまでクルマで行って、東京まで「出張」して課題審査部会をやって、終わった後に外国人の委員の接待をして遅くにホテルに戻った。事務の規程では空港近くの前泊が許されるのは出発便が早くてバスでは間に合わない場合に限られるそうで、このようなやり方は認められないのだが、会議の後に遅くに戻って朝早く出るよりはこの方が圧倒的に楽。もちろん、ホテル代は出張旅費から出ないので自腹なのだが、2週間までならクルマをずっと預かってくれるので経費はほとんど変わらないのである。

因みに課題審査部会は、緊急課題対応のビームタイム提案が急だったため揉めたものの、それ以外はスムーズに終わった。

2012/02/29

会議×3

午前中は総研大の教授会。午後は加速器共通の運営会議とCMRCのPL会議があった。運営会議は人事案件が多く、4時間以上続いた。

2012/02/28

reject

1ヶ月ほど前から依頼されていた論文のレフェリーだが、さすがにそろそろコメントを送らなければと思って気合いを入れて読み直した。その結果、1回目の原稿に比べて格段に良くなっていることは分かったのだが、しかしこの雑誌(名前は伏せるが物理関係では超一流誌)の求める基準には合わない、と考えてrejectとした。この判断をeditorがどうするかは分からないが、仮に自分が著者だったとして、これだけ頑張ってacceptされなかったら凹むだろうな、と言う展開ではある。ただ、昨日F山先生から言われた「学問は厳しいのだ」と言う言葉から考えれば、決して間違ってはいないと思う。少なくともこの雑誌に載せてもらうためには、このくらいのジャッジにへこたれてはならないのである。

午前中は責任者会議にK野さんと一緒にTVで出席し、合間にIACに参加した。午後は課題審査部会の資料をチェックして、3時過ぎの便でつくばに戻った。

2012/02/27

J-PARC IAC

今日からJ-PARCのInternational Advisory Committeeが始まった。僕はNeutron Scienceの担当と言うことでNACでK山さんが準備した資料をそのまま説明したのだが、後で委員のF山先生から「サイエンスが無い!」とお叱りを受けた。元々の原因は僕自身が「面白い」と思っていなかったところにあるのだが、それにしてもそのへんをちゃんと追求せずに説明したところに問題があったのだと思われる。反省。

2012/02/25

人事委員会

今日は中性子の人事委員会があった。土曜日の会議はあまりやりたくないのだが、委員に忙しい先生が多いので止むなくこの日に設定したのである。それでも1人は最初からダメでもう1人は入試の関係で欠席となり、更に1人が休日の入館方法が分からず難儀した。

2012/02/24

物理学会論文賞

今日、2007年にJPSJから出した論文が論文賞を受賞することになる、との連絡を受けた。この論文はS包くんの一連の研究ではエポックメイキングなもので、Editors' Choiceになったり科学新聞の記事になったりしたのだが、5年後受賞と言うことはその後の発展も含めて評価された、ということだろう。何にしても、良かった。

午前中はMLF運営調整会議。午後は物構研談話会にTV会議で参加した。

2012/02/23

P3分科会

今日は東京で中性子実験審査部会のP3分科会があった。この分科は「ナノ構造」に関する申請について、レフェリーからの採点とコメントを元にスコアを決定するのが目的である。今日は出席予定者のドタキャンが相次いで、結局集まったのは3人。しかも3人とも東海が勤務地なので東京で開催しなくても良かった感じなのだが、議論はしっかりできたので良かった。

2012/02/22

京都での研究会

日曜から京都で行われた研究会に出席。まずは京大芝蘭会館で行われたサテライトミーティングに出席した。もともと月曜からの基研研究会"Phase Transition Dynamics"は今年度限りで定年となるO貫先生を記念したものなのだが、サテライトはそれ以上に「お祝い色」の強いものだった。講演者は全員がO貫先生に関係の深い人ばかりで、いろいろな意味で面白かった。

月曜からの研究会では、O貫先生に関係の深い人の研究発表だけでなく、全体的にレベルの高い話が多かった。そしてPlenary LectureだったO貫先生の話も最先端のことばかりで、聞いていて勉強になった。退職記念の会と言うのは得てして過去を振り返るような話になることが多いのだが、このような研究会になったのはある意味でO貫先生の人柄、と言えるのではないだろうか。

2012/02/18

JAEAプロジェクト課題

今日は昨日に引き続きJAEA/CROSSプロジェクト課題審査委員会があった。昨日は初めて東海ドミトリーに泊まったのだが、E先生やNさんから聞いていたほど悪くないと思った。

2012/02/17

見学対応その2

今日は「見学対応その2」と言うことで、北大触媒センターのT口さんと学生さんを案内した。朝起きたら珍しく雪が積もっていて、しかもその影響で常磐道が通行止めになっていたため少々心配したが、無事予定の時刻にpick upできて案内も予定通りに終了した。

午後からはJAEAとCROSSのプロジェクト課題審査の会議があった。

2012/02/16

見学対応その1

午前中は東海でディビジョン長会議。午後はつくばでCMRCの会議があった。

ところで(たまたまだが)2日連続で見学対応が入っていた。今日は素粒子原子核のゲストでエディンバラ大学の教授を30分でMLFに案内した。

2012/02/15

つくばで会議

午前中は中性子GL会議。午後は加速器共通の人事委員会。

2012/02/14

東海

今日は東海の一日。午前中は利用促進合同会議、午後は評価部会対策会議があった。

2012/02/13

人事委員会

午前中は技術職員の昇任に関する人事委員会。午後は博士研究員の人事委員会があった。昼休みには機構のサッカー大会の1回戦があったので参加したのだが、筑波大の友人を送り迎えしたりしたため2つの人事委員会の合間に昼食を摂る時間が無くなってしまった。

夕方にはNHKの人が取材に来たので、ソフトマターについていろいろと説明した。

2012/02/10

NAC2日目

NACの2日目は、中性子利用に関しての発表が中心。その中で、僕は昨年に引き続いてUser Programとアウトリーチについて発表した。

2012/02/09

NAC

NTAC改めNIAC改めNACが今日から始まった。これはJ-PARCのIAC(International Advisory Committee)の分科会のようなもので、中性子について国際的なアドバイスをもらう、と言うのが目的である。もともと他のところと同様に技術面に絞って"Neutron Technical Advisory Committee (NTAC)"としていたのが、紆余曲折を経てNAC(Neutron Advisory Committee)となったのである。今日は実質的なセッションの初日として、全体的なことと中性子源についての話が続いた。

2012/02/08

東海〜つくば

今日も東海とつくばで会議のハシゴで、東海ではJ-PARC研究推進会議が、つくばではCMRCの打ち合わせがあった。

2012/02/07

PSIとのミーティング

今日は物構研との協定締結のためにPSIの中性子・ミュオンのディレクターが来ることになっていたのだが、ホストを務めるはずのI副所長がインフルエンザで来れなくなって、急きょ僕が相手をすることになった。出迎えや打ち合わせでの発表などは分担されていたのでやるべきことはそれほど多くなかったのだが、それでもいろいろと気を使った。

午前中は東海に行ってJAEAのプロジェクト課題についての打ち合わせ。午後はつくばで総研大の教授会に出席。

2012/02/06

茨城県との打ち合わせ

今日は雨が降っていたこともあってバスで東海へ行った。そして午後からの会議(茨城県との打ち合わせ)のためのヘンデル棟までGさんに送ってもらったのだが、なんと場所が変更になっていて急きょ研究3棟へ。足がないのでてくてく歩いていたら、心配したGさんが途中まで迎えに来てくれていた。会議が長引いたらそのまま連絡バスでつくばに戻ろうかと思っていたのだが、案に相違して30分程度で終わったため再び歩いて東海1号館に戻った。

2012/02/04

人事委員会

昨日から今日にかけて加速器の人事委員会があった。風邪が思ったより良くならずしんどかったのだが、頑張って最初から最後まで出席し適宜意見を言った。なかなか偉かった>オレ

2012/02/02

戦略会議と運営会議

風邪が治った、とは言い難いがそうも言ってられないので朝から出勤。「中性子戦略会議」を開いたのだが、最も重要な次期所長が豪雪のため遅着したため締まらない会議となった。

午後は運営会議。来年度の執行部体制が決まった。

2012/02/01

風邪

昨日から変だと思っていたのだが、今朝は明らかに風邪の症状があって熱もある。インフルエンザでは無さそうなのが幸いだが、そうは言ってもしんどいのは確かなので午前中の人事委員会はスキップ。昼過ぎにはだいぶマシになったので市役所へ行って用事を済ませて、出勤してテレビで「評価対策会議」に出た。

2012/01/31

PF-PAC

今日の午後はPF-PACの分科会。主に小角散乱について議論したのだが、大きな問題もなくスムーズに終わった。

2012/01/30

会議×3

午前中は来週行われる国際諮問委員会に向けての打ち合わせ。本会場は東海だったのだが午後の会議に間に合わないと困るので、急きょTV会議で出席した。

午後はまず博士研究員に関する人事委員会。その後構造物性センターの会議があった。

2012/01/27

物性研中性子施設運営委員会

午前中は物構研責任者会議。昼から柏に移動して、物性研の中性子施設運営委員会に出席した。またその後に、物性研の理論セミナーで京大のM島さんが話したので聞いてきた。

2012/01/26

東海の一日

午前中はディビジョン長会議。午後はMLFの「評価部会対策会議」があり、その後J-PARCセンターでの「評価部会対策会議」があった。

2012/01/25

空白の日

今日は珍しく予定表に何も入っていない日だったので、いろいろとデスクワークをする。ただしscientificな内容は多くなくて、中性子やミュオンの課題審査などをしていた。

2012/01/24

戦略会議と監事監査

朝起きたら、このへんでは珍しいほどの大雪が積もっていた。路線バスも走っていないと言うことで、つくば駅で足止めされていた人を拾って出勤した。大通りの雪はほぼ消えていたのだが、途中でスリップしたクルマが道を塞いでいたようで東大通りは渋滞で、いつもの倍の時間がかかった。

午前中は中性子戦略会議。午後は監事監査があり、夕方はJ-PARC研究推進会議があった。

2012/01/23

KUR運営委員会

今日は朝から熊取へ。京大原子炉の運営委員会に日帰りで出席した。

2012/01/21

BL-6A

昨日から「元京大組」がPFのBL-6AでSAXS実験をしていたので、昼前から合流した。手を動かしたのは真空パスを繋ぎ替えた時ぐらいで後は自分の仕事(論文チェックなど)をしていることが多かったのだが、研究仲間といろいろ話が出来て良かった。

2012/01/20

第3回MLFシンポ

昨日から今日にかけて、第3回目となるMLFシンポジウムが開催された。昨日の最初のセッション(挨拶など)では座長をしなければならなかったためスーツを持って行ったのだが、靴まで気が回らず少々恥をかいた。全体的に参加者も多く活発な感じに見えたが、一部のパワーユーザと内輪の人を除いた(普通の)ユーザが沢山来ている、と言う感じはしなかった。

シンポジウムの終了後は東海駅の近くの居酒屋で行われたAOCNSの「反省会」に出席した。

2012/01/18

VIN-ROSE研究会

今日は午後からVIN-ROSEの研究会を行った。J-PARC/MLFのBL06に作るNSE装置でどんなサイエンスをするか議論するのが目的で、ソフトマターから化学、生物、誘電体、磁性体までいろいろな分野の人にVIN-ROSEで展開できるサイエンスについて語ってもらった。その中の半分ぐらいは知っている話だったのだが、残り半分は初めてだったりあまり良く知らなかったりだったので、とても面白くかつ勉強になった。

午前中は中性子GL会議を開いて、予算の話と戦略会議に向けての準備の話をした。

2012/01/17

評価対策会議

今日の午前中はJ-PARC評価委員会対策会議、午後はMLF/CROSS実務者連携会議があった。

2012/01/16

MLF会議とミュオンPAC

午前中は東海で今年初めてのMLF会議があった。そして終わった後すぐにつくばに戻り、午後はミュオンPAC。そしてその後M上さんの部屋でプロジェクトについての打ち合わせをした。

2012/01/13

JAEAプロジェクト課題

午前中はつくばでCMRCのプロジェクトリーダー会議。昼から東海に移動して、JAEAプロジェクト課題についての打ち合わせを行った。またJ-PARCセンターとCROSSの連携協力会議の後に、別の打ち合わせがあった。

2012/01/12

CMRC研究会+全体会議

昨日から今日はCMRC研究会と全体会議があった。昨日の研究会は強相関系がメインテーマだったので最初に顔を出しただけでKEKに戻り、自分の仕事をする。今日は朝から全体会議に出席して「ソフトマター」の発表をし、終了後にすぐにKEKに戻ってセミナーに出た。

2012/01/10

日米協力研究計画委員会

午前中は物性研へ行って、日米協力の研究計画委員会に出席した。昨年募集していた時に期間が延期されていたので応募が少なかったのかと思えばさにあらず。3号炉が止まっている影響もあるのか件数が多くて、多くの課題がType-2(ORNLに申請して採択されたらサポートする)に回されていた。

午後はつくばに戻り、J-PARC研究推進会議と物構研責任者会議に出た。

2012/01/06

年始の3日間

カレンダー通り1/4から出勤して、年始の3日間が終わった。この間は珍しく会議が無かったので、ずっとつくばのオフィスで仕事をした。1日目は共著論文2本のそれぞれを読んでコメント送付。2日目はJAEA/CROSSのプロジェクト課題の申請書の下書きを書いて、関連論文を読んだ。3日目は火曜日に行われる「J-PARC研究推進会議」に向けて来年度実行予算案をまとめ、物性研の課題審査を行った。また、科研費の繰り越し申請書の作成などいろいろな雑用も行った。

因みに頼まれている原稿については、年末休暇にある程度進めておいたのだがまだまだなので、この3連休にも続けて書く予定。