2009/08/03

ASC09第2日

IMGP2907

今日はアジアサイエンスキャンプ(ASC09)の2日目。今日から本格的なプログラムが始まった。最初に組織委員長の鈴木KEK機構長が挨拶し、続いて若槻さんが全体的な説明。そしていよいよ最初の講師としてC. N. Yang(楊振寧)が登壇した。この人はT. D. Lee(李政道)とともに1957年に中国系アメリカ人として初めてノーベル賞を受賞したことで知られており、現在86歳。5年前に54歳年下の大学院生と結婚した、と言うことで話題になったのだそうだ。今回はその奥さんを連れての来日で、非常にアグレッシブかつ分かりやすい講演だった。

昼食を食べながらのグループミーティングを経て午後のセッションに入り、まずは昨年ノーベル賞を受賞した小林誠氏が講演。続いて元国立天文台長の古在由秀氏が望遠鏡の話をした。そして夕方からは5つのグループに分かれてのキャンプ。Yang、小林、古在の3人と明日の講演者のYuan T. Lee(李遠哲)、江崎玲於奈を加えた5人のリーダの元に、テーマを決めて議論した。更に夕食後は、再びグループに分かれてのミーティング。朝の9時から夜の9時まで12時間拘束されると言うスケジュールで、学生も大変だ。

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