2009/09/17

新しい文部科学大臣

昨日鳩山内閣の閣僚人事が発表になり、文部科学大臣は川端達夫氏になった。プロフィールを見ると川端大臣は京大大学院工学研究科の出身で、東レで研究開発をしていたらしい。珍しい経歴だな、と思って歴代の文部科学大臣を調べてみたら、何と過去の11人中10人が文系出身。理系だったのは福田内閣時の渡海紀三朗氏だけで、その渡海氏も建築士だった。つまり、研究が分かる文部科学大臣は初めて、と言うことになる。(因みに文部大臣まで遡っても、小渕内閣時代の有馬朗人氏以来。)ここ最近の科学技術政策は「名前の通った人に沢山お金を渡せば成果が出るだろう」と言わんばかりのピンボケなものが多かったが、そのような流れが変わるかどうか。こんど大臣秘書官になった元量研室長ともども、頑張って欲しいものである。

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